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”慣れれば大した事ない”に慣れるまでの輸出
輸出を始めたい事業者様は多いです。
「海外」とか「言葉の問題」という事で、面倒だったり煩雑な印象をお持ちの方が殆どです。
商品発送1つとっても、国内と同じようにはいかず、
英語で宛先を書いたり、
重量や箱のサイズを測って、安くて安心な出荷方法を探したり。
梱包だって、海外では、投げるというので大丈夫か気になってしまいます。
発送する相手国によっても 可能なサイズや重量が違います。
”慣れればたいしたことない”実務は、最初、お手伝いさせて頂くのが私の「伴走支援」の1つです。
社長さま、他にも大切な輸出案件事項に、時間を使ってください。
と、思うのです。
慣れるということで語れば、中近東とのビジネスに慣れるというのは、時間がかかりました。
中東、特に産油国では、外国からの労働者が本当に多く占めていて、
例えばアラブ首長国連邦などは、UAE国籍の人というのは全体の2割から3割と言われています。初めてUAEに出張に行った人は、”あの民族衣装を来た人と 会わなかった”という方すらいます。
そして、お祈りの時間になれば、アザーン(お祈りの呼びかけ)が始まります。日本にいて、いきなり近所でアナウンスが流れるとちょっと驚く時もありますよね。金曜の13時などは、町中でモスリムの方たちが、メッカの方を向いてお祈りを始めます。
実際に、サウジアラビアでは、商談中にお祈りの時間が来て、待たされたこともありました。今では平気ですが、おいてけぼり気分です。
あの煮詰まってきた商談の内容の行方は どうなるのだろうと。
運がよければ、お祈りから戻ったお客様が、急に話だします。
”我々は 倍の注文をすることにしたよ。値引いてね” と。