【海が知りたい双子の赤ちゃんパンダ】ができるまで。
上野動物園でパンダの赤ちゃんが生まれたのは今年6月。
双子ちゃんは初めてなんだそうですね(*^^*)
これまでパンダを作るということを考えたことがなかったのですが、せっかくなので、
世の中の幸せな気持ちにあやかってみよう!
と思いました。
7月に販売して、すぐにお買い上げいただけたのですが、
今回、再販することに\(^O^)/
それに合わせて、双子のパンダちゃん達がどんな風に生まれていったのか、
書かせていただきますね♪
★赤ちゃんだから小さいサイズにしよう!★
ものすごーく小さなお人形やぬいぐるみを作ってる作家の皆さん、本当に尊敬します!
なんとなくこのくらいかな?で試作を始めた7cmのパンダちゃん。
正直、こんなに大変だと思いもしませんでした(;^_^A
小さくても大きくても、手間は変わらないですね。
小さいくて作りにくい分、もしかしたら小さい方が大変かもしれません。
縫うのも少ないですし、短い時間で作れるかな~、そしたら沢山作れるかな~…
なんて考えは甘過ぎました!
そして、老眼のアラフィフには、7cmというのは、わりと限界かもしれません(;^_^A
細かい作業に手も震えそう(゚∀゚)(゚∀゚)(゚∀゚)
★白と黒じゃない色がいいな★
本物のパンダ否定じゃ決してないんです(;´∀`)
でも白と黒は、私っぽくないなぁと思いまして…。
そこで思い出したのがこの生地↓
青と白の波模様のような、フワフワのヤツ(*´ `*)
このまんまいけそう
そう、パーツに分けなくても、
青の部分を耳に、白い部分を顔、そして体、そしてまた青い部分を今度は足に。
カットしてみたら、あらビックリ!
7cmで作ってみた型紙が、模様にピッタリはまりましたΣ(゚Д゚)
なんという偶然でしょう。
胸が白くなっちゃいますが、そこはまぁ…スルーで!(;'∀')
裏側もファサファサなので、縫いにくいです(T▽T)
そして、この波のような模様から、パンダちゃん達の物語も浮かびましたよ。
それは次の投稿に書きますね。
★色々失敗&変更しました(;^_^A★
まず目!
パンダの目の周り、やっぱり縁取ってないと…ですよね。
忘れました(;^_^A
パンダの1番の特徴ともいえるのに、忘れてしまうとかありえます?(;´∀`)
お顔、貼り付けてしまってるので、手術していきます。
ハサミで毛をカット。
スパンコールとビーズを取り外し、お顔をクズ山にポイッとしたところで…
あぁ、刺繍糸が放射線状に散らばって、梅干し食べたみたいなカオで可愛い(笑)
捨てれずに謎の救出して、箱にしまいました。
↓作り直したのがコチラ。
工程を簡単にできないかな~と、手をボンドで付けましたが、
それだと付け根が固まって触り心地が悪かったので、
やっぱりそこはちゃんと縫い付けよう!となりました。
シッポは毛糸のボンボンを作るか、市販の梵天をつけようと思いましたが、
どうしてもシックリとくる色がありません。
そんな時目に入ったのが、失敗したお手手。
真ん丸過ぎて。
あ、シッポ…(゚∀゚)!
付けてみたら、あら、可愛い♡
そして、型紙のときには感じなかったのですが、縫ってみたら耳が小さい~(゚∀゚)
思い切って耳をかなり大きく変えました。
↓左が試作で、右が直した子。
お耳が大きくなって、可愛くなりました。
本物のパンダはお耳小さいですけどね(^o^;
このサイズは思ってたのよりはるかに可愛かった(自画自賛w)なので、
種類を増やしていけるといいなぁと思っています(^▽^*
小さくて作るの大変だけど、もしかしたらリカちゃん人形等のドール用にもいいかな?と思ったり。
★ここから本番!★
前述したように、お手々をボンドで付けたのは失敗でしたので、2人とも我が家の子になりました。
また最初から作り直しです。
生地の模様をそのままいかしているので、少しずつ柄の出方が違います。
ヨダレかけもできました♪
完成まであとちょっとです。
★何を作ってるでしょうかクイズ★
インスタで生地をお見せして、これで何を作ると思いますか~?と皆さんに聞いてみました。
フォロワーさんの中からお三人が答えてくださり、皆さんの勘の鋭さにビックリでした。
「パンダ」
これは当たりなのでは~?いえ、パンダの赤ちゃんですから!
「波模様からの鯨」
なんだか同じような感覚で嬉しい。波模様からパンダちゃんの物語を思いついたので。
そして鯨の案、物語に追加せていただきました。
「あっ、忘れました」
こういうジョーク好きです♪
ということで、全員不正解!(゚∀゚)
でも、正解者への特典「ホメる」は、皆さんに贈らせていただきました(笑)
読んでくださりありがとうございました。
オマケの写真。
大き過ぎちゃったお手手、捨てるのもしのびなく、指にはめるの図。
顔、アプリで描けば良かったのでは…
ペンで直接描いてしまうアナログ世代(^o^;
このような制作過程を、リアルタイムでつぶやいています。
◆Twitter ‐ 葵るんて/ツキモリ