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感謝されたいなら感謝しよう。【ことばを考える】#7
こんにちは。AQUAです。
今回もやっていきます「ことばを考える」第7回。
今回は、人をやる気にさせるのに効果的な方法について説かれている、このことばです。
誰もが感謝されたいと思っている。だから、誰かに感謝するなら、それを隠さないことである。
このことばを著したメアリー・ケイ・アッシュは、男性優位な社会だったアメリカで、主婦を中心とした化粧品会社を立ち上げ、その規模を急拡大していった人物です。
アッシュが会社を経営していく中で、大切にしていたことは感謝を伝えることでした。
主婦を中心とするセールスレディたちが、アッシュの会社の成功に導いてくれたとして、営業実績優秀者には、休暇やキャデラックなどのいくつかのインセンティブを与えるなど、アッシュはセールスレディたちのやる気を引き出すことを重視していました。
その真意は、まさしく感謝だったそうです。
人は感謝されることで、さらに感謝されようと頑張れる。
必要とされていると感じて、モチベーションが保たれる。
アッシュ自身は、最初に勤めた会社では苦い思いをしてきていて、その反動でそうした思想になったそうです。
しかし、この考え方は非常に大事だと思います。
人は金だけで動くわけではない。
たしかに、巨額の金額を積まれれば、ある程度のことは許容してできるかもしれません。
しかし、それを長く続けようとしたり、貢献しようという気持ちにはなりにくいものです。
もらった金額分だけやっておけばいいだろう、とか、とりあえずやったようにうまいこと取り作っておこう、とか考えがちです。
それにもとからお金をもっている人には、お金の暴力を効かないでしょう。
しかも、人は、よくもわるくもサボりがちです。
どれだけ好きなことでもサボろうとしてしまいます。
ことばを言い換えると、モチベーションがどんどん落ちてくる。
しかし、モチベーションを維持できるのが、感謝なのだと、アッシュが証明しています。
実際に彼女は、彼女の会社で感謝を大切にすることを教育しつづけ、2000年には12億ドルの売り上げを達成し、全米で女性が働きやすい会社の1つにも選ばれました。
それほど、感謝のもつ力を強大です。
翻ってわたし自身の話です。
以前、紹介しましたが、わたしが行っている習慣の中に、ジャーナルがあります。
この中でも、感謝ジャーナルの部分は、個人的に大事にしているところです。
毎日、1個は感謝したこと、嬉しかったことを書きだすようにしています。
意外と、人に感謝するのって、抵抗がある人もいないでしょうか。
なにか負けたような気がして、とか、日本人にありがちな謝るクセがついてる、とか、感謝するような大したことじゃない、とか。
でも、他人が自分の為になにかしてくれるだけでも感謝できることじゃないでしょうか。
みんな、自分の生活をいきるだけでも精一杯です。等しく与えられた時間と、その期限までにやりたいことをやり切るのはとても大変です。
そんな中、時間を捻出して自分のために時間を使ってくれた。
愛だったり、思いやりだったりがないとなかなかできるものじゃありません。
それに対して感謝するのは、そんなに難しいことじゃない。
そして、ジャーナルで普段から感謝することに目を向けていると、人に感謝することに対してのハードルが良い意味で低くなる。
簡単なことからでいいのです。
今日は職場の同僚に缶コーヒーを奢ってもらった。
恋人に手紙をもらった。
親に好きな料理を作ってもらった。
学校の課題を見ていたら、こどもの成長が見れた。
偶然立ち寄ったお店で、いいサービスを受けた。
感謝を積み重ねることで、自分自身の気分も上がって、些細なことにも感謝をわすれないようになれる。
まさしく両者両得。いいことづくめです。
この記事を読んだ人が、感謝で周りの社会を好転させられることを願っています。
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