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リーダーにとって必要な楽観主義
今週の更新は日曜日の夜となり、押し込まれてしまいました^^
この土日は福井県での押し活で楽しく過ごしてきたワタクシです。
正直、今の時間結構グロッキー状態で睡魔がものすごいことになっています。今夜は早めに休んでまた明日から1週間頑張ってみようと思います☆
さあ今日のテーマ早速入ってきましょう!
リーダーにとって必要な楽観主義とは? それは困難を乗り越える力の源泉
リーダーとして日々の業務をこなす中で、私たちはさまざまな困難や予測不能な出来事に直面します。売上の減少、チームメンバーの離職、競合の台頭、新たな規制の導入・・・まどなど。。。
リーダーの役割を担う者にとって、困難は避けて通れません。
たとえば、ある地元の製造業の部門リーダーがこう語っていました。「コロナ禍で生産ラインが停止したとき、部下の不安を感じながらも、『チーム全員で乗り切れる』と信じて再編成を試みた。その結果、復旧したときには、以前より効率的なプロセスが完成しました。」
このように、楽観主義がなければ、新しい可能性を見出すことはできなかったでしょう。悲観主義から次の一歩を踏み出さなかったとしたらその後どうなっていたのか・・。
今回のnoteでは、リーダーにとって楽観主義がなぜ必要なのか、そしてどのようにその力を養い、日々のリーダーシップに活かしていくのかについて、あくまで私なりの考え方を掘り下げていきますね^^
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楽観主義とは何か?
じゃあそもそもとして、楽観主義って何なのでしょう??
楽観主義という言葉を聞くと、「ポジティブに物事を考える」「なんとかなるさと気楽に構える」といったイメージを持つ人もいるかもしれません。しかし、リーダーシップにおける楽観主義は、単なるポジティブ思考とは異なると思われます。
例えば、あるプロジェクトリーダーが、予算削減の通達を受けたとき、チームは「これ以上は無理だ」と悲観的になりました。しかし、リーダーは「限られたリソースでこそイノベーションが生まれる」とメンバーを鼓舞し、新しい方法を模索。その結果、効率を高めながら目標を達成する成功事例を作りあげた・・。こんな話ってまあよく聞いたりします。
このように、リーダーに求められる楽観主義は、現実を直視しながらも未来に希望を見出し、困難の中にあるチャンスを見極める力です。
だからこそ、リーダーとしての意思決定を支える強力な武器となるのです。
つまり単にポジティブに考えるだけではなくて、目の前にある実は危機に直面している現状と向き合う。そしてその現状を踏まえた中にこそ希望であり、真実が見えてくることに繋がっていきます。
そして現実を見据えるからこそ、「困難の中にあるチャンス」を見逃さないのですよね。これぞホントに理想的です。
実は以前にこんなタイトルでnoteを書いていまして、この時は南極大陸の探検家であるシャクルトンをご紹介させて頂いています。
楽天的という言葉を使っておりますが・・。
楽観主義がリーダーにもたらす3つのメリット
これを実践すると具体的に、どんなメリットがあるのか。
3つに分けて説明したいと思います^^
困難な状況でも前進する力を持てる
リーダーの役割には、必ず障害や試練が存在します。しかし、楽観主義を持つリーダーは、それらを「一時的なもの」として捉えることができます。実際に、ある製造部門のリーダーは、サプライチェーンの問題で生産が停止したとき、「現場のアイデアを集めよう」と動きました。現場スタッフとの協働で代替部品を見つけ、生産を再開しただけでなく、チームの結束も強化されました。悲観主義の中にあってはこのような結果には繋がらないはずです。チーム全体にポジティブな影響を与える
リーダーの姿勢は、メンバー全体に直接的な影響を及ぼします。もしリーダーが暗い表情で不安を抱えた姿を見せれば、チーム全体がネガティブな雰囲気に包まれるでしょう。一方で、どんな状況でも希望を持ち、前向きに行動する姿勢を見せれば、メンバーも自然とそのエネルギーを受け取り、やる気を引き出されます。たとえば、ある営業チームのリーダーが、「大口案件を逃したときにリーダーが『次の挑戦に向けて学びを得た』と話してくれた。それでチームが切り替えて動けた」と語っています。リーダーの楽観的な姿勢が、チームの士気を支える力になった良い例です。イノベーションを生む
楽観主義を持つリーダーは、困難の中にもチャンスを見つけようとします。その結果、これまでになかった新しいアイデアや戦略を生み出すことができます。たとえば、ITプロジェクトのリーダーがリソース不足を克服するために、社内のスキルシェアプログラムを導入しました。その結果、部門間の連携が強まり、他のプロジェクトにも影響を与える新しい仕組みが誕生した、といった話も無数にありますよね。
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楽観主義を育むための3つのステップ
リーダーとして楽観主義を持つことが重要であると分かっていても、実際にどのようにしてそれを育てればよいのかは悩ましい問題です。以下の3つのステップを通じて、楽観主義を鍛える方法を考えてみましょう。
失敗を学びに変える
楽観主義を持つためには、失敗をネガティブなものとして捉えるのではなく、学びの機会と考える習慣を身につけることが重要です。「この失敗を通じて何を学べるのか?」「次にどう活かせるのか?」という問いを持つことで、失敗が未来の成功につながるステップとなります。日常的にポジティブな情報に触れる
成功したリーダーの事例や、ポジティブなニュースに触れることで、自分自身の考え方を前向きに保つことができます。また、業界のコミュニティやネットワークに参加し、他のリーダーとの交流を通じて刺激を受けることも効果的です。明確なビジョンを持つ
将来に対する明確なビジョンを持つことは、楽観主義を支える土台となります。「自分たちは何を目指しているのか」「どんな未来を創りたいのか」というビジョンを持つことで、困難な状況でも目指すべきゴールが見え、不安や迷いに流されにくくなります。
リーダーにとって楽観主義とは未来を創る力
リーダーとしての楽観主義は、単なるポジティブな考え方ではなく、未来を信じ、行動し続ける力です。どんな状況でも前向きな姿勢を持つことで、自分自身だけでなく、チーム全体にもポジティブな影響を与えることができます。
これからのリーダーシップにおいて、困難が訪れることは避けられません。しかし、その中で「きっと解決策がある」「新しいチャンスが待っている」と信じる楽観主義が、私たちを次のステージへと導いてくれるはずです。
これは理屈とは別な話かなと思います。
理屈より、経験と実感の世界かなと。
以上☆