わらしべ長者は最強のビジネスマン
「わらしべ長者」は、日本の昔話のひとつで、この話の主人公は、とても貧しい男性。ある日、神社で幸運を祈り、帰り道でつまずいた拍子に手にした一本の藁(わら)から物語が始まる。
最初、男性はその藁を手に持ちながら歩いていましたが、途中で出会った子供に藁をあげると、お礼としてミカンをもらいます。次にミカンを持って歩いていると、今度は喉が渇いた女性にミカンを差し出し、代わりに布をもらいます。その布を次々に違うものと交換していくうちに、最終的には大きな屋敷と土地を手に入れ、長者(裕福な人)になるというお話。
この物語は、「小さなものでも価値があり、それを工夫と行動力で大きな成果につなげることができる」ということを告げている。また、人とのつながりや、親切にすることが幸運を呼び込むというテーマも含まれている。
この話は、身近なものでチャンスを掴める可能性を教えてくれる。これはあくまで昔話として扱われているけど、ビジネス視点で見たら凄くない?
わらしべ長者の物語はビジネスマンにとって非常に参考になる教訓が詰まっていて、以下の点でビジネスの成功につながる要素が見られる。
1. 資源の有効活用
わらしべ長者は、その辺で拾った「わら」という無価値なものを、次々に価値の高いものへと交換している。これは、ビジネスにおいても重要な考え方で、たとえ小さな資源や資本しか持っていなくても、それを有効に活用して大きな成果に繋げている。
2. 柔軟な発想と機会の見つけ方
この物語の主人公は、状況に応じて自分の持ち物をどんどん交換していく。これは、ビジネスマンが市場の変化や顧客のニーズに柔軟に対応し、次のチャンスを見つける姿勢と似ている。新しいチャンスを見逃さず、常に柔軟に対応することが、ビジネスの成長には欠かせない。
3. 人とのつながりを大切にする
主人公は、必要としている人に与えたことで、その結果としてさらに良いものを得ている。ビジネスでも、顧客や取引先との良好な関係を築くことは非常に重要です。人と信頼関係を築き、相手に価値を提供することで、長期的な成功につながるでしょう。
4. 小さな成功の積み重ね
価値のない「わら」から始まり、徐々に価値のあるものへと交換していくプロセスは、ビジネスにおける【小さな成功の積み重ね】を象徴している。それを次のステップへの足がかりにすることで、より大きな成果へと導く。
5. 運と行動力のバランス
わらしべ長者は、たまたま藁を拾って、偶然通りかかった子供にあげた結果、ミカンを貰えた。藁をあげるという行動とミカンをくれたという運があって、その繰り返しがあってこその成功です。どんなビジネスにおいても、チャンスを掴むための行動と継続が必要。運は行動した人にのみ味方してくれる。
このように、わらしべ長者の物語は、ビジネスの世界で重要なスキルやマインドセットを教えてくれる。だからこそ、ビジネスマンにとってもこの昔話は非常に学びのあるストーリーなんですよね。
でも、こういうことを言うと、それは架空の物語りだからとか、現実はそんなに甘くないと言う人がいるけど、何もしなかったら何も得られないよ?空から金が降ってくることも無ければ、誰かが勝手に養ってくれることも無いですよ?そんな妄想こそ甘い絵空事ですよ。
もし、この先の人生を有意義なものにしたいなら、今から始めるしかない。気合いとか根性みたいな昭和の精神論を語るつもりは無い。わらしべ長者はそんな精神論ではなく、ただ単に【自分の持っている物や出来る事の範囲で行動しただけ】のことで、一切無いものねだりはしていない。
必要としている人に与えた結果、それ以上のリターンになって資産が増えていき、やがて大富豪になった。これって世の中にいる大富豪と同じ歩み方をしてるよね?
日本の某大手の家電量販店は、初めは小さな個人店からスタートしている。海外の林檎の名を有している企業の創業者もスタートは親のガレージを作業場として始めている。
どんな大物であっても始める頃なんてこんなものだ。自分の手の届く範囲の中で事を始めている。それでもまだ、わらしべ長者はただの昔話だなんて言える?
嘲笑いたければ笑えば良い、だが断言する。そこで笑っている間に確実に差は開いている。10年20年後も笑っていられるかな?そうやって時を過ごした人が今、血相を変えて老体に鞭打って汗水流しながら労働している。そしてこう言う、
【あの時にああしておけば良かった】
しかし、いくらそんな事を言っても過ぎ去った時はもう戻らない。こんな後悔を口にする人生を送りたく無いならどうしたら良いかわかるよね?
ここから先は【どんな人がどの様に進めていけば良いのか】を書くつもりです。既にわかってる人とわかったフリをしている人はここで読み終えてもらっても大丈夫ですよ。
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