罪悪感からはじまるアスペ新春問題
正月が明け日常が戻った。
正月明け、アスペの日常・ルーティンを戻すには一週間が必要だ。
アスペは日常のパターンを繰り返すことを好む。
しかし、年末年始の休暇中は
いつもと違う時間に寝て、いつもと違う時間に起きる。
いつもと違う食事をたべ、いつも静かなリビングに来客が続く。
いつもひとりの時間に、家族がいる。
いつも室内で仕事をしている時間に、連日の外出。
いつもストレッチをやる時間なのに、テーブルの上にはオードブルとワイングラスが並んでいる。
年末年始は家族との時間も楽しいし、身内の来客もあり華やかで賑やかな正月だ。
正月を楽しく過ごしているうちに、私の体内時計も曜日感覚も狂いはじめ、日常のルーティンは壊れる。
何度も言うが、楽しく幸福な年末年始であった。
しかしその一方で、いつもと違うことのストレスが1月6日にやってくることも想定済み。
私は自営業をいいことに、2025年の仕事はじめは1月13日とした。
1/6~1/12の一週間で、私のルーティンを取り戻す。
1/6~1/8 ひたすら眠る。これが自分でもひくほど寝る。
1/9~1/10 小さな家事、買い物、ストレッチを開始。
1/11~1/12 デスクに座り、小さな仕事を開始。
ほとんどリハビリだ。
回復期の一週間は、昼間の眠気、強い疲労感、頭痛、眼・肩の痛み、胃の重さなどの症状がでることも毎年恒例。
わかりやすくいうと時差ボケが一週間続くような感じ。
おそらくほとんどの発達障害当事者は、日常のルーティンが壊れたことによる強い疲労感を感じていると思う。
世間では1/6(月)が仕事始めで、誰しもが重たい体を引きずりながらもちゃんと出勤する。
私は家の中にいても、いつも通り社会が動き始めた流れを感じる。
社会の人の多くは、ちゃんと1/6からいつも通り仕事にいっているのに、私はルーティンの回復に一週間の時間が必要であることに罪悪感をもつ。
私の一年のはじまりは、罪悪感からはじまる。
これも毎年恒例、いつものパターン、ルーティン。
深い睡眠を重ね、いつもの食事、いつもの時間に戻りつつ、私の罪悪感も消える。
だってしょうがないじゃんこれがわたしだもんっていう開き直りと、ZOZOでセールのセーターをポチしたら回復のサイン。
きたこれいつもの私。
そんな感じで本日も元気に営業中。
みなさま2025年もよろしくお願いいたします。