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ぼくは魔法使いになりたかったが、大魔法使いの見習いしています。止まらない時間

さぁ、彼方帰りますよ!あなたをここに連れてくるなんて、とんでもないことなんですからバレたら大変です

では、叔父さんま・・たきますね???

彼方はぴっとりくっついて離れようとしないし、叔父に至ってはまるで子供のように彼方から目を離さない。

まだ、帰れないよ。回復しないんだ。龍臑も吸収出来ない。体力落ちすぎだ。たぶん時間を止めてるからもってるだけだ。

何をしたいんですか

ぼくが龍臑の力を彼に戻す、大丈夫絶対できる。

弱りすぎた叔父の身体は、本来自分の一部であったエネルギー体を吸収できなくなっていた。

彼方は側を離れない。

何をするつもりですか?あなた、死にますよ!

回復呪文として、(いにしえには)戦士に力を与える魔法として伝わっていたがあまりに危険な為、禁忌魔法となっていた。

生命エネルギーそのものを相手に流し込み、快復させる技である。彼方は知るよしもない。ましてや相手は龍、勝手が違うはず

ホーリースピリチュアル彼方は詠唱しはじめた。

止める間もなく、二人(彼方と龍)は光の繭に包まれた。

あぁ、なんてことだ。彼方が死んでしまう。土龍はなす術もなく途方にくれた。

この者達を遠くから、魔法鏡でコッソリ見つめるものがいた。

やれやれ行かねばならんな

真っ白な龍が彼方達のもとへ飛び立った。

ここまで

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