センチメンタル…【花言葉連詩物語】 4
負けるもんか、とは言いながらも
彼の浮気の疑惑は
私の気持ちを沈みこませる‥‥
浮気と決まった訳でもないのに
まだ疑いの段階なのに
独りで勝手に思いつめ
私を裏切らないで、と
心は独りで先走り…
彼に直接聞くことできず
訳もわからぬ不安に包まれ
二日目の苛立つ思いに眠れぬ夜…
ふと甦る10代の時の淡い記憶
眠れなかったあの日の夜…
彼に告白したくても
告白できずに眠れぬ夜を
何度も気を揉み迎えた朝…
…ぜんぜん成長してない私
携帯片手に独りでヤキモキ
独りで気を揉む情けなさ…
彼を疑う気持ちもあれば
彼を信じる気持ちもある…
ゆらゆら揺れる揺りかごのように
いつしか私は眠りについた…
不機嫌な朝を迎えた私は
拭えぬ不安を打ち消すために
半ば気持ちは自棄になり
彼に電話をかけていた
変わらぬ愛しい彼の声…
おはよう…今夜会いたいの…
それだけ言うのが精一杯だったのに‥‥
彼は会えないと言った‥‥
花言連詩物語続く。。。
どもです(*^^*)/♪
いつも読んで下さりありがとうございます♪
ということで、今回も前回に続く回想ストーリーとなりました。
今回のお話しには…
クロッカスの花言葉を絡めました。
花言葉は【私を裏切らないで】です。
クロッカスには哀しいギリシャ神話があります。
美少年クロッカスのお話です。
この言葉はギリシャ神話に由来しています。
クロッカスという美少年と美しい羊飼いの娘スミラックスの恋のお話し。
結婚を約束した二人だったのですが、何故か神々が反対する。
自分達は浮気ばかりしてるのに?
神々の反対に絶望したクロッカスは自ら命を絶ってしまう。
いやいや、クロッカスだめでしょ‥‥┐(´д`)┌
スミラックスどうすんの?
二人で駆け落ちするくらいじゃないとダメじゃん!
もしかしたら、これがスミラックスを裏切ったということになるのでしょうか‥‥?
と、思う私をよそに‥‥
このことを知ったスミラックスもクロッカスのあとを追ってしまうというお話し。
なんとも切ないお話しです。
もしかしたら、実はクロッカスは生きてました‥‥という落ちで、クロッカスの後を追ったスミラックスの裏切らないでよ!という意味なのでしょうか‥‥。
そうなるとロミオとジュリエットみたいになっちゃいますが‥‥💦
それではこのへんで(*^-^)
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