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空を見ていたあの日…



あの日見ていた青い空に

嵌め込まれたような白い雲‥

風は優しく流れ

鳥はむつまじく舞い上がり

小さな影が遠ざかるのを

微睡みのなかで見ていた…



記憶の中の空を思い浮かべながら
暗く狭い塹壕から見上げる空は小さくて
青いはずの空はくすみ
白い雲は黒い煙になった…



そこに鳥の影は無くて
轟音をあげながら
頭上を飛び去る大きな影…


視線を落とした先に
震えながら祈りを捧げる友の顔‥‥

友の肩に置こうとした自分の手も
震えていることに気がついた…


最後になるかもしれない水を
わずかに震える手で友と分けあい飲んだあと
僕は再び空を見上げた…


そこに青い空はなく

そこに白い雲はなく

小さな鳥の影もない‥‥


この僕の手のように

空は黒く汚れているだけだった…


たとえば空が青色を取り戻して

真っ白な雲が浮かんだとしても

僕の手は汚れたままなのだろう…



     安桜芙美乃




戦争というもの



戦争は、対立するお互いが自国の正義を唱えます。

悪くいえば国のトップの意地の張り合い。

とはいえ、国民の財産である領土を奪われれば国益を損なうものでもあり、取り返さなくてはなりません。

ロシアとウクライナの激化するミサイルやドローン攻撃の応酬に泣くのは軍人と国民です。
イスラエルとヒズボラ紛争も悪化状態。
そして中国と台湾、フィリピン、日本の尖閣諸島での小競り合いが続いています。
南シナ海岩礁は中国による違法な埋め立てにより軍事基地と化して、フィリピン領海にまで侵入してフィリピン領土を力付くで奪い取ろうとしている中国は、後に台湾、尖閣諸島、沖縄へと狙いを定めています。

ロシア=北方領土
中国=尖閣諸島、沖縄
韓国=竹島
これだけの領土問題を抱えている日本。

日本と同盟国である韓国さえも、レーダー照射問題と竹島領土問題+反日政策+国民感情により日本を仮想敵国として見なしています。

争うとしても、論争で解決できるならそれが一番よいのですが、反日政策+国民感情、抗日による日本への憎悪がそれを許さないのでしょう。
 韓国が日本に突き付けている言いがかりである、いあんふ も破格の賃金で募集した人たちであり、斡旋したのは韓国人です。いわゆる徴用工も徴用ではなく募集工のはずです。
 そういった日本と歴史認識の違いが問題を複雑にしていることに輪をかけ、韓国は解決済みの事案を無かったことにして再び問題視して日本に文句をいうことの繰り返しで話にならない。
 話し合いで何度も日本が折れているにもかかわらず国同士の約束を簡単に破る韓国とは決して仲良くはなれないし、私は仲良くなりたいとも思わない。
韓国人全員が反日思想ではないにしても、日本に落とされた原爆のキノコ雲をプリントしたTシャツを着て原爆を祝うような韓国タレントを見て、他人を憎むための反日教育に心底哀しくなりました。そして哀れに思いました。
韓国人には創られた歴史による反日感情が根付いているので私は国交断絶もアリだと思っています。
話し合いで済むのであればとっくに解決しているはずです。

中国国内での日本人襲撃が今年は立て続けに起きている。そしてその事件の真相を証さない中国。そして南シナ海の支配と尖閣諸島問題。韓国に竹島を実行支配される70年ほど前に、日本の漁業民40人程が韓国軍により殺されています。

日本の弱腰外交にも物申したい。しかし、弱腰外交にしても日本として領土は守りぬかなければなりません。


そう願いながらも…



ミツバチは自分達よりはるかに大きなスズメバチから命がけで巣を守る。

人間の身体に予期しない細菌が入れば自分の身体の中の免疫が細菌を攻撃、排除する。

動物にも縄張りがあり、よそ者が自分の縄張りに入ってくれば命がけで排除する。

それが防衛と侵略である戦争というものであるのだとすれば…

人もまた動物でもあり、縄張りを横取りすることや縄張りに入ってきたものを排除しようとするのは、ごく自然なことなのだと思います。

しかし、人は争いを避ける術を持っているはず。
もう一度言いますが、同じ争いでもできる限りの論争で争って欲しいものです。
論争で決着がつかないからと、武力で捩じ伏せようとすれば過去の大戦の二の舞になり、同じような反発が起きるわけで…。

軍の兵士だって本当は戦争は嫌なはず。

その証拠にロシアの正規軍兵士は逃げ出し、軍隊(兵士)が足りなくなったロシア軍は、軍経験の無い一般国民に有無を言わさず徴兵で駆り出しました。


社会主義、共産主義 民主主義 連邦 共和国いろいろあるけど…
 それは国を統括、総括する人によって良い国にもなれば、攻撃的な国にもなってしまうのでしょう。

私はもうすぐ四十代に入りますが、日本の未来がとても不安です。
 今の日本は背中に銃口を向けられている状態かもしれません。
 ロシア、北朝鮮、韓国、中国、隣国全てが反日の島国日本は、もっと外交政策を強くして、万が一の有事の際には自国のみでも守り通せる強い日本になってほしいと切に思います。

    
     安桜芙美乃

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