色んな感情で胸がいっぱいになった。 自分から逃げてばかりの日々に、 ちゃんとお別れをしようと思う。 側にあった愛や仲間、希望や夢。 自分が一番大事にしたいはずのものたちが 自分のせいで去っていってしまうのを、 ただぼーっと見ているだけだったこの3年間。 ただ傷ついてぐちゃぐちゃな心のまま、 自分で癒そうともせず自暴自棄になってきた。 何もできない、変われないのだと 自分の情けなさにことごとく酔い続けた。 そして気づけば くだらないちっぽけなプライドに とうとう魂
よく考えてみれば、本当は忙しい。 好きなことを、好きなだけやるには、私は今忙しいはずだ。 朝ファッション通信をメールでチェック。 ファッションは私のマインドマップ。 気分が上がらない日に、お気に入りのブレザーを着て出かける。 それだけで映画の主役になった気分になる、主演は私、キャストは私一人。 出来上がったトラックに歌詞を乗せて、歌を歌う。 そんなことも最近になって始めた。 街やネットを歩いては小物を集める。 とにかく収集癖になっている、私はただのオタク。 ホームペ
好きになったら負けですか? 身を粉にしてまで尽くし燃え尽きて、女性は良く「疲れた」と口にする。 疲れるならばやめて仕舞えばいいのに。そんなことだってよく分かっている。 恋してしまえば、目を瞑ってしまうもの。 でもね、心はそれを許さない。 許してはくれないのよ。 少しずつ心は素直に反応し始めて、 いつかバランスを崩し始める。 そして疲れ果てた女を呆気なく男は捨てるだろう。 自分だけが悪者で まるで相手だけ疲れてしまったかのように。 「僕には君を幸せに出来ない」と
正直思う 多くの幸せを噛み締めるようになった自分より 孤独を抱えて生きた頃の自分の方が好きだった 孤独に耐えるために 孤独を愛せる自分になったのに それは今なんの意味も持たない それは私なりの努力だったのに 不完全な家族との関係を補い 笑顔と感謝を忘れず過ごしたこの一年 慣れない幸せが私を苦しめることはなくなったけど 自分を奮い立たせるような野心的感情もなくなった 安心してしまうと 自分と向き合うことから遠ざけてしまう 何が正しいのかも、まだ分からな
人に語らせると 壮絶な人生を歩んできたらしいが 誰も自分ではそうは思わないもので。 人生を語れるほど 満足に生きてはいない。 まだまだ多くの山や谷を 地道に歩んでいこうと覚悟している。 経験の中で得た物たちが 私の生きる意義の何かになればいいなと そう思って今日まで生きてきた。 文章力があるわけでもないし コレといって特別な人間でもないけど ただ誰かの心に少しでも響いて 『人生捨てたもんじゃない』と 感じてくれたら飛んじゃう嬉しくて。 愛に一貫する人生の旅 それを
虐待の記憶、過去のトラウマ。 それはもう、自分の中に潜む闇だった。 家族に会うたびに 自分なりに整理したはずの引き出しはこじ開けられて ぐちゃぐちゃにされるような気分だった。 頭では分かっている、離れなくちゃと。 既に捨てる覚悟は出来ている、でも私は孤独が何より怖かった。 歪んだ愛、それしか知らない私、だからそれでも良いと縋り付いていたかった。 私はずっと間違えて生きてきたのかもしれない。 歪んだ愛に、いろいろな間違いを学んできた。 そこにあるはずの無い愛を
彼女はいつも無防備で出掛けて 誰かを鏡にして生きるのに疲れてる 自分のオリジナルなんて遠くに置いてきた 別に傷つきたくないと恐れてはいない 彼女はいつも確かな愛を探していたから 思い切って脆い自分を見せようか コントロールできなくなったらどうしようか いつになったら見つかるのだろう?と自問する 迷わず見つめても、彼女を見つめる愛の方がいつも脆かった 彼女の全てを愛するには この世界は平和すぎたのかも? 彼女はいつも残酷な世界に生きて 今でも愛を探している
当たり前のことを当たり前のように楽しんでいる彼らを、私はベンチで見つめていた。 毎週遊びにくる、山奥の釣り堀場に、土日だけ大学生がバイトに来る。 魚の入る青いカゴを、たわしで丁寧に洗うバイトの男の子。 閉店前作業だろうか、こうして働いた対価を、人は仕事としておこなっているのだろう。 私には当たり前がわからない。 分かりたくないのかもしれないけれど。 汚いよりは綺麗な方がいい 父が、昔、よく口にした言葉だ。 私も同じくそう思う。 ただやる気力が出ないという問題なんだ
表現したいことを遠慮する必要はないし どう表現するか悩む必要もない 批判が目立ちやすいだけで 目に見えない 形に見えない賞賛の方が 遥かに多いそんな国だけど 恐れる必要は無いと思う 全ての人が敵に見えて 外に出るのも会うのも怖くなったりもする それでも思ったより 声をかけてくれる人は温かかった だから大丈夫 自分の表現が誰かに勇気を与えるていることだってある 私は弱いけど凄く弱いけど 好きなものと守りたいものがあるから そう強く在ろうと思った まだ傷を背