明るい夜に出かけて
色んなことがあって疲れちゃった、やっぱり学校もSNSもしんどい。冬休み気分がずっと抜けなくて、つい夜ふかししてしまう。したらしたで授業寝ちゃったりするのは分かってるんだけど。でも、どうにも落ち着かない。寝れない。日付回っても眠気が一向にやって来ない。そうして今日も、インターネットに潜る。
自分はどうも、生きるのが下手で。頼まれた事はつい後回しにしてしまうし、興味のない物事は集中する事が出来ないし、興味があっても別に自分の世界に入り込む!くらいのめり込むことも無い。別に友達が多いわけでもない、大切な人がいない訳でも。なのに自分はどうして、いつも孤独を感じるのだろう。今論国でやっている評論文が私の胸に酷く刺さった。イヤだな、あれ読むの。苦しかった。今日だって、明日模試だから勉強しようと意気込んで持って帰ってきた日本史の教科書も、ただの使わない荷物と化してしまった。あーあ、いつもこうだ。私は、いつまで経っても変われない。
とあるグループの子が、脱退してしまった。昔ファンだったグループだったから、寂しい気もしたけど、当日解雇は前例があったし、人がコロコロ変わってるから、別にもう寂しさとかはなかった。ファンだったけど、私が好きだった頃とは全く別次元の話だと勝手に解釈している。
辞めた子に対してツラツラ文句を言う人。気持ちは分かるけど、私はそれ以上に幸せにしてもらったし、ありがとう!と思ってしまうタイプ。その子が自分の行動で、責任でやめたかもしれないけど、ファンがその子に救われた事好きだった事大切にしてくれた想い出時間掛けたお金。全部、無駄なんて思わない。イヤ、思えない。人それぞれの意見だろうけど、むずかしい、世界。
ツライ、自分よりもっと辛い人はいると思うんだけど、わかってる。全部わかってるんだけど、なんだろうな。私はただの怠惰な健常者だって事も、行動が遅い・忘れっぽい普通の人だって事。病院に行ったってそう診断されるだけ。だから自分のせいじゃないなんて言えない、何事も。全部自分のせいなんだ。もう高校生にもなったんだから、自立しないと。ぐるぐる頭の中で考えてしまう、こんなことを、ずっと。考えてたって、寝れば明日の朝には忘れてる。だけど、暗い自分も守ってあげないといけない。それは確かで。
今日読み終わった、「明るい夜に出かけて」
佐藤多佳子さんの作品を読むのは2本目で、うれしかったし、読み終わってじんわりと感動した。涙した、人の暖かさをかんじた。やっぱり本には、素敵な力がある。文章一つで喜怒哀楽を想えるなんて、しあわせ。読み終わって、帰り道自転車を漕いだ。星が綺麗で、次が満月で、これこそ、明るい夜。