繊細な葉の Othonna とか
前の記事でも少し触れましたが、このsp.に最初に出会ったのはかれこれ20数年前。その当時から未だに Othonna sp. feather leaves と呼ばれています。
私が当時入手した株は栽培開始数年後に温室のトラブルで昇天させてしまったのですが、数人の友人宅では大株になり開花に至っているようです。大株の主たちも受粉を試みているようなのですがなかなか成功しないとのこと。それではと増えた枝を切り挿し木してみても根出ししてこないとか。この種と他種の交配品種では枝さし繁殖うまくいくようなのですが、この種は育てやすいとはいえ、繁殖となるとなかなか難しい様子です。大株になれば土中にタンク根を作るようなので根ざし繁殖の方が良いのかもしれません。
確か二年ほど前に友人から Othonna daucifolia とされたようだとの話も聞きましたが、その情報は未だ確証を得ることはできていません。ただこの種名で検索するとinaturalistのサイトでこの種と同種と思われる自生地での大株の姿が見ることできます。
この種もオトンナにしては異例な繊細な葉を出す種でお気に入りです。水が好きなようで水をやればぐんぐん育つのですが繊細さが失われていく感じがするので枯死しない程度に辛めに育てています。
こちらはオトンナにしては珍しい紫色の花を咲かせる種です。2022年二月に細長い4,5cmほどの小さい球根?塊根?を入手し育てて来ていますが、なかなか思うように育ってくれません。自生地での写真を見ると球根?塊根?は完全に土中に埋まっていいるようなので上部だけとはいえ露出させているのが良くないのかもしれません。折を見てしっかり埋め込んでやらねばいけませんね。早く紫色の可憐な花を見てみたいと日々思っております。inaturalistのリンクを貼っておきます。
今日はこんなところで。