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免許更新に行ってきた
こないだの日曜日、初回の免許更新に行ってきた。神奈川県民なので場所は二俣川。相鉄線を使うの何年ぶりだろうとか思ってると、僕が通っていた高校のバスケ部のジャージを来ている子を大和駅のホームで見かけた。多分当時と同じデザインで(だから気づけたと思うんだけど)意外と変わらんもんだなーとちょっとほっこりした。
二俣川駅に着く直前に路線図が目に入った。東急直通線とかが開通したこともあり色々複雑に書かれていて、かつてのど田舎路線図とは思えない見た目をしていた。やっぱ時間が経つと色々変わるよね、と現実に引き戻されました。
二俣川駅で降りると免許更新に向かいそうな気怠げな人が何人かいたのでついていく。初回更新は2時間かかるのでそりゃだるい、みんな同じ顔になる。駅からまあまあ歩くのもだるいし。
到着すると、早速人が大量に並んでいる。簡易的な申請書を発行して、そのあとは収入印紙を買う→視力検査→写真撮影→講習のように進んでいくらしい。1人で来ている人が多いので基本みんな喋らず、ただ順序通り流されていく。人がみんな無機的に見えて、映画「ラストマイル」を思い出した。あなたの代わりはいくらでもいるし別にあなたである必要はない、と言われているようで個人的には辛くなった映画なんだけど、人間が機械的に見えると今後この映画を思い浮かべるんだろうなー。待ち時間も長く疲れてきて、段々周りの人がベルトコンベアに乗って運ばれる荷物にすら見えた(ラストマイルは運送会社のお話)。
でもよく見ると友達と2人で来ていたり、カップルで来てたり、明らかに年上でまあまあハゲ散らかった人がいたり、結構色んな人がいる。おハゲさんはさておき、友達と来る人はわざわざ一緒に免許更新に来るほど仲が良くて、同じ年に免許を取っていて、かつ誕生日もそれなりに近いということになる。結構確率低くない?と思ったり、仲良いから免許合宿に何人かで行ってて同じ時期に免許を取って、かつその中に誕生日近い人がいたと思えばそうでもないかとか思ったり、並んでいる間暇なので色々考えてしまう。実際2人で来ている人はパラパラいたので、まあ意外といるかと勝手に納得しているうちにラストマイルのことなど忘れていた。
最後の講習で周りにいた人も結構個性的だった。前にいた人は、ピアスの穴の開け過ぎで耳がくちゃくちゃになってて、講習中にはなぜかニヤニヤしていたらしく教官?に注意されていた。隣にいた人は講習開始直前に缶のレッドブル飲み始めた。まあ眠くなるしね、気持ちは分かると思っていると、どこかからストローを取り出し、缶のレッドブルにストローを差して飲み始めた。あいつなんだったんだ、珍し
講習は基本つまらなかったけど、信号機のない横断歩道の、歩行者がいるときの停止率ランキング(47都道府県)だけちょっと面白かった。まず停止率の全国平均は53%。個人的には妥当そうな数字に思えた。最下位は富山の31.6%。結構低め。1位はダントツで、87.0%の長野。理由が気になって終わった後ネットで調べたら、歩行者のアイコンタクトとお辞儀がちゃんと子供の頃から教育されているかららしい。これはマジで納得できた。俺は昔ド田舎に住んでてそこから都会の方に引っ越したんだけど、都会のやつ本当に目を見ないなーと引っ越した当初から常に思っている。ドライバーと目が合うのはハードル高いからまあ良いとして、歩行者どうしの場合ですら目なんか合わない。遠慮してんのかしてないのか分かんない顔で、目を合わさず我が道を堂々と歩きやがる。あれほんとやめろ。俺のためにお前はどけって言いながら歩いてるやつはほんとにしばく