＃８　管理栄養士が教える美容栄養学【入浴でリラックス&美肌へ】

miffhy🐰

2024年10月23日 11:05

毎日の家事に育児。
そして仕事もしていれば、女性は毎日大忙し。
現代社会の忙しい日常生活では、ストレスや疲労を溜め込みがちになります。

そんなとき、手軽にできるケアとして「入浴」が注目されています。

寒暖差が激しくなってきたこの時期。
急激な温度変化は、カラダにとって負担がかかり、自律神経が乱れがちに。

疲れやすく、疲れがなかなか取れない
眠りが浅い

心身ともにバランスが乱れ不調を感じやすなる🌀

入浴はただ体を清潔にするだけでなく、自律神経を整え、
心身をリフレッシュさせるリラックス効果もあります。

さらに、発汗や体を温めることで美容にも効果が🛀

美肌になりたい人ほど意識しているのが、「入浴をすること」

この記事では、入浴の持つさまざまな効果と、日常生活に簡単に取り入れられる方法についてお伝えしていきます。

自律神経を整える入浴の効果

自律神経は「体の調整役」
私たちの心身のバランスを保つために働いています。

自律神経には「交感神経」と「副交感神経」があり、日中の活動中は交感神経が優位になり、夜になると副交感神経が優位になってリラックスモードに切り替わります。

しかし、ストレスや不規則な生活、寒暖差の激しい季節の変わり目などで、このバランスが崩れてしまうことがよくあります。

入浴は、この自律神経のバランスを整えるための効果的な手段。

お風呂で体を温めると、血流が良くなり、副交感神経が優位になってリラックスしやすくなります。
特に夜に入浴することで、眠る前に心身をリセットし、スムーズに睡眠に移行できるのです。

入浴後のポカポカした体は、その後体温がスムーズに下がり質の高い眠りを促進していきます。
そうすれば、翌朝の目覚めを良くし、翌日のパフォーマンス向上へ促してくれます。

リラックスとお気に入りの香り

入浴中のリラックス効果を高めるためには、香りの力を活用するのもおすすめ。
お気に入りの入浴剤やエッセンシャルオイルを使うことで、五感をリラックスさせ、より深いリフレッシュを感じられます。

例えば、以下のような香りは特に効果的💁‍♀️

❶ラベンダー

リラックス効果が高く、不安やストレスを軽減してくれます。
心地よい眠りをサポートしてくれるので、寝る前の入浴にぴったりです。

❷カモミール

穏やかな香りで心を落ち着かせ、緊張を和らげます。
日中に疲れた心を癒やすのに最適です。

❸ユーカリ

リフレッシュ効果があり、頭をクリアにしてくれます。
疲れた時や集中力を高めたい時におすすめです。

リラックス効果がある香りの入浴剤を選ぶことも一つの手段ですが、一番は自分が心地よいと感じる香りを選ぶこと。

お気に入りの香りに包まれながらお風呂に浸かることで、日々の疲れやストレスを解消できるでしょう。

また、身体をリラックスさせてくれる効果で『エプソムソルト』を使うこともおすすめ。
『エプソムソルト』はミネラルが豊富で、体をリラックスさせる効果がある上、ドラッグストアなどで簡単に手に入ります。

＃７　管理栄養士が教える美容栄養学【代謝アップで健康美へ】にも取り上げたものです。
ぜひこちらも参考にしてみて💁‍♀️

発汗作用と美容効果

美肌になりたい
ダイエットをしている
体型を維持したい

日頃意識して美容に取り組んでいる人ほど大切にしているのが「入浴」

では、いったいなぜなのでしょう。

“体が温まるから”？
“皮脂汚れなどを落とす”？

いいえ、それだけではありません。
もっと掘り下げていきましょう。

体が温まることで起こることは、「自然に発汗すること」
体内の老廃物を排出するために非常に重要なことです。

汗をかくことで毛穴が開き、体の中に溜まった不純物や老廃物が排出され、肌の調子が整います。
これにより肌のターンオーバーが促進され、健康的で美しい肌を保つことができます。

さらに、血行が良くなることで、体の冷えが改善され、新陳代謝が活発になります。

特に、冷え性の方には、温かいお風呂で体をしっかり温めることが重要。
冷えが改善されると、血流がスムーズになり、疲労回復やむくみの解消にも効果的です。

また、温かい体はリラックス効果を高め、より深い眠りへと導いてくれます。

入浴のポイント

ここまでで、入浴することは美容と心・カラダにとてもメリットがたくさんだということがわかりました。

ただ、日々の忙しい毎日の中で入浴時間を確保したいけど長くは取れない方もいると思います。

ですので、ここでは入浴のポイントを押さえていきます。
ただ湯船に入ればいいではなく、ポイントさえ掴めばOK。
毎日続けられますよ☺️

❶理想的な入浴時間と温度

リラックス効果を最大限に引き出すためにはこれ！

「入浴時間」と「お湯の温度」。

長時間入る必要はありません。
目安としては、40度前後の温かいお湯に10～15分程度浸かるのが理想。

これで十分に体が温まり、発汗を促し、自律神経のバランスが整います。

❷忙しい人でも取り入れやすい工夫

毎日長時間お風呂に浸かるのは難しい・・・

そんな方も多いでしょう。
そんなときは、シャワーの蒸気を利用することを試してみてください。

シャワーを浴びながら、浴室内を蒸気で満たすことで、血行促進やリラックス効果が得られます。

また、バスタブがない場合でも、足湯を取り入れることで似た効果が期待できます。

最後に

入浴は、自律神経を整え、リラックスをも促し、美容効果も得られます。

忙しい日常の中で、短時間でもお風呂に入ることで、心と体をリセットし、元気を取り戻すことができます。
お気に入りの入浴剤や香りを使って、自分だけのリラックスタイムを楽しんで。

体を温め、発汗することで、肌も心もリフレッシュし、健康的な美しさを手に入れましょう。

これから寒さが増してくる季節。
ぜひ、入浴を日々のルーティンに取り入れて疲れをリセットし、毎日を元気に過ごしてみてくださいね☺️

最後まで読んでいただき、ありがとうございました❤︎