まっさらなノートにバニラアイスをこぼしたみたいに。
梅雨が到来。とても嫌な季節です。とにかく、雨が嫌いなんです。でも、梅雨に咲くあじさいは好きです。味がある。
あじさいを見ると6月は青と緑の季節なんだなと感じます。(もちろん、赤色のあじさいのことも忘れてはいないけど。)
本格的な夏が来るひとつ前の感じはそれはそれで良いとも思ったり。でも、もうちょっと雨は少なくても良いよ。
騒がしい夏が来る前に我が家もおっさんずラブで盛り上がりました。3話くらいから見出したんですが、すぐに夢中になりました。どこかで見たことあるよう展開、要素があるのにおもしろい。ただ、恋した相手が同性だったっていうだけでこんなにおもしろく、そして、「ひゃーっ」となるとは。
『君の名前で僕を呼んで』という映画を見たんですがこれも少年が年上の男性に恋をするというストーリーでとてもグッとくる作品でした。
『 おっさんずラブ 』と『 君の名前で僕を呼んで 』は「恋した相手がたまたま同性だった」というところで共通点はあるけれど、それぞれ違うベクトルで最高なんですよね。
でも、2つとも「ひゃーっ」となったり、感傷的な気持ちにさせられるのは「純度の高さ」だと思うんです。純度が高いが故の思い悩みなどがあったりして、それを視聴者側は目撃してるからこそ、展開に心揺さぶられるんですよね。
『 おっさんずラブ 』 は少女マンガ的要素があるから、女性受けするのがわかるんですが、 『君の名前で僕を呼んで』 を好きな女性の感想を聞いてみたいです。「純度の高さ」というの部分もあるんですが、「少年性」というのもキーワードのひとつだと思うのでそれをどう感じていたのか聞きたいです。
あ、でも太宰治の『 女生徒 』に甚くこころを打たれた人なのでこれの逆の感じなんですかね。
ふらふらと、ふわふわと、つらつらと詩を書きたいですシャボン玉を吹くように。
谷川俊太郎に会ってみたい。
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