新緑に駆ける自転車君の背は加速していく遠く遠くへ
「日曜日の午後、サイクリングコースに行ける?」
ある週末、12才長男が言いました。
君が言うなら仕方ない。
到着は午後の二時
午前中の道場を終わらせて、お昼を図書館の庭で食べてから国営武蔵丘陵森林公園に向かいました。
小さい子を連れているグループが離脱していく時間帯です。案の定、入り口近くの西口第一駐車場に停めることができました。
「焼け野原じゃん」
自宅で(たぶん)ちゃんと勉強中の18才長女にLINEで送ったら、そう返信されました。いや、焼けてないし。次の企画のためにきれいに整地されてるのよ。
花は少ないけれど、それは春のお楽しみ。
この頃の主役は新緑です。サイクリングに来たのです。
さあ、張り切って参りましょう
さすがに休日は混んでいて、電動アシスト付き自転車が借りられませんでした。
長男は26インチのクロスバイクです。普通のママチャリではとてもついていけません。うん。仕方ないね。残念だな。残念残念。私は日影のベンチを選んでnoteを始めました😊
一時間ほど経ったでしょうか。
長男が戻ってきました。
「一通り走ったし、電チャリ空いてたら、おかあさんと行こうかなと思って」
そんなこと言ってくれるあたりが12才💖
電動アシスト付き自転車は走り出しや上り坂で頑張ってくれるので、気持ちよくペダルを回しているだけで長男についていけました。
日が適当に陰って、気温も高くなく、新緑の風を切って進むのは快適です!
「マシンの性能の差を思い知るがいい!」(本当に言った)上り坂で長男を追い越しました。
「くそやばいだろ電アシ!!」
その後の平地と下り坂であっさり抜き返されました。スピードが乗っているときに、さらに加速させる機能はないみたいです。
北口方面は、上り下りがあって自然豊かなサイクリングコースでした。軽く息を切らして望む展望台からの眺めは美しくて、拙い写真からは伝わりません。
長男の走りは力強くて、小学生離れしていました。また少し背が伸びたようです。
新緑に駆ける自転車
君の背は加速していく遠く遠くへ
それでいいのよ
また来ようね
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