だれにも言えない話
「小学生のとき男の子を投げちゃったことがある」
18才の長女が中学生のとき、ふいに話し始めました。護身のため、子どもたちに合気道を習わせています。
「五年生のとき公園で遊んでいたらね、A君がB君の首を絞め始めたの。やめなよって言ったけどやめないから、危ないとおもって。そしたら、A君ふっとんじゃって、木にぶつかって止まったの」
A君は素行の荒らさで聞く子で、B君は大人しい男の子でした。
当時の三年も前のことでした。初めて聞く話でした。だれか知っている人は居たのでしょうか。
もしかして、
Aは、小柄な女の子に投げられたとは
だれにも言えない。
Bは、Aに首を絞められて女の子に助けられたなんてだれにも言えない。
長女は受け身も取れない子を合気道で投げてしまったなんて、ばれたらすごく怒られそうだから、だれにも言わない。
憶測でしかありませんが、三者三様に口をつぐむことになったということでしょうか。
長女はA君が想像以上に飛んでしまったので驚いて、「ごめんごめん大丈夫?」と駆け寄ったそうです。A君は「おまえ強すぎだろ」と言っていたとか。
大きなケガをさせてなかったのかな。
怖すぎる😨
長女のおしゃべりは続きました。
「あれ、手を放したからふっとんじゃったんだよ。今ならうまく降ろせるなあとおもって」
ほほう。『あたし、合気道うまくなってるよ』って話だったようです。
残念ですが、前半のインパクトが強すぎるので、この投稿のタイトルは、『だれにも言えない話』にしたいとおもいます。
はやしっぷ♡さん&Akkiy☆さんの企画に応募します。よろしくお願いします。