🍁恋の予感と吹奏楽🍁思い出の曲
『OMENS OF LOVE』
1985年に発表されたT-SQUAREの曲です。作曲は和泉宏隆。吹奏楽編曲は真島俊夫。
最近の動画のようです。中学、高校と、伝染病の影響で制限されてきた今の高校生が、楽しそうに演奏していて心が洗われるようです。みんなかわいい。しかもうまい。
昔から吹奏楽でとても有名な曲です。
私が初めて演奏したのも四半世紀前です。
演奏してみるとわかるのですが、興奮と一体感と達成感が忘れられず、何年経っても合奏したくなる一曲です。
みなさんのスマートフォンに『おーめんず』と打ってみると、予測変換に『オーメンズ・オブ・ラブ』が出てくるかもしれないほどの知名度なのです。
何度でも演奏することになる
オーメンズの初回の合奏は、学生のときでした。私は、ホルンです。ほとんど吹けませんでした。
当時の楽団は、全員20代、高校でガチガチにやってきた手練ればかりで構成されていて、その演奏の中にいるだけで、熱に浮かされるようでした。
そのとき、ホルンのうしろの列で演奏していたトランペットの人と結婚しました。
それから10年くらい経って、ママさん吹奏楽団に所属しました。ここでも、オーメンズを演奏することになります。
定期演奏会で選曲されました。私も半分くらい吹けるようになっていましたが、絶対に決めなければならないところができません。
そのころ同じホルンパートに、私より少し年上のご夫婦がいました。人数がいたこともあって、なんとか形になっていたとおもいます。
中学校吹奏楽部とママさん吹奏楽団
その後、楽団員のお子さんが通う中学校吹奏楽部と交流がありました。中学校の定期演奏会に、うちの楽団から有志10名ほどが2曲だけ参加することになりました。
合同練習が何回かありました。本番前日に、本番とまったく同じように、司会や演出を入れて、最初から最後まで通して練習をします。会場は中学校の体育館です。
私たちが合奏に入らない曲目に、オーメンズがありました。
「おー、いいね!」
控えているおばちゃん仲間で盛り上がります。
通し練習が終わったあと、中学生だけ舞台に残り、オーメンズの合奏練習が始まりました。
私たちは、アルミ椅子の並ぶ客席あたりにいて、楽器を片付けて帰ろうかというところでした。
トランペットのメンバーが、合奏に合わせて、しれっと吹き始めました。楽譜はありません。
自分たちの定演でやっているし、そうでなくとも大人になっても吹奏楽がやめられない人たちは、オーメンズにどこかで出会っています。
みんなそのまま、演奏に混ざっていきました。こっそり控えめに(笑)
指揮をしていた先生は、曲を止めずに最後まで流して、こちらを振り返りました。舞台上の中学生たちと客席のおばちゃんたちで大笑いしたのでした。
世代を越えて通じ合う
『オーメンズ・オブ・ラブ』
意味は、『恋の予感』です。
どきどきして気分が上がっていく様は、吹奏楽でこの曲を演奏するときに体感するものと似ているかもしれません。
私の、思い出の曲です。
ららみぃたんさん主催note文化祭やふーさん担当ステージコーナーにお誘いいただきました。
応募するつもりで記事も考えていたので、お誘いとてもうれしいです!ありがとうございます✨