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カラコンいらない

徹夜明けのカラコンが痛くて
出かける前に全部外した

当たり前の顔をして、当たり前みたいな服を着て、当たり前なふりをして歩く、見えない、見えない。

すれ違う人が全員、知らない人だった

誰かに助けてといいながら
本当はだれにも助けてもらいたくなかったこと
誰も助けられないことってあるし
当たり前なんてなかった

自業自得ていう凶器が私の悪を正当化し
私が生まれてきたって来たいちばん大きなきもちわるさは昇華されない

GUILTYっていう言葉がたまたま浮かんで消えた

10金の指輪を買っても紐を買ってもチューブを買ってもただの満足にもならない私は多分、穴に救われることは無い見えないから

見えないものに身体をいれて、自分の存在を確かめるしか出来ないから、外に立っているメイド服の女の子もカイロを貼って凍えている。

かわいさという、見えないものに身体を入れて、自分を偽っている、それしか出来ないから、ゴミだらけの部屋をまっしろにして、Cと、Oだけがわたしだったのねと、マジックリンの夢をみるしかなかったんだ。

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