言語化のチカラ
パーソナルコーチのあぷりこっとです。
長く生きていると、心の奥底にそっとしまい込んでいる感情がある。
幼い頃の忘れられないできごと、嬉しいこと、悔しいこと、大好きな人との悲しい別れもある。きっといくつかあるけど、日頃はわざと気づかないようにしている。
引っ張り出すのがこわい
だから、時が経ってもくすぶっている
これが"未完了"というもので、消化できていない感情が知らず知らずのうちに心の負担になっている。時には、自分自身を低く評価してしまい、自己肯定感を下げてしまう。
口に出さないだけで、それぞれにきっと一つや二つはあるのではないでしょうか。もしかしたら自分自身で、その重しに気づいていないかもしれない。
事実と感情のバランス…、感情への振れ幅が大きく、事実が見えにくくなっている時もある。素直に受け入れられなかったり。でも、その感情はそもそも悪いものではない。正しい、正しくないと感情を判断するのも違う。
自然に湧き上がるものだから…、と教わった。
大切なのは、その感情が生まれた事実を受け止めて、感情と事実を分けて理解すること。
直ぐにはできない時もある
何年も何十年も抱えてしまって
でも、ある日、別の見方ができる時がくる。誰かの言葉、誰かの経験、違う価値観にふれる。時には自分の内側から出してみた言葉で、またある時は自分の経験が少しずつ増えて視野が広がることもある。
不思議と、すーっと軽くなって折り合いがつく。
感情と事実を分けることは、客観的に捉える上で大切なこと、冷静に判断することをたすけてくれる。
なぜ、そう思うのか
なぜ、そう感じるのか
安心できる人に話す、ジャーナリングを通して自分から出てきた言葉を眺める、口に出すと、それが自分らしい言葉か、そうでないかもわかる。
気持ちとの違和感を感じる
「あれ、なんか違う」
言語化のチカラは大きい。飾らない、自分の本当の気持ちに気づきやすくなる。
どうしてそう思うのか…、それは毎月の自己基盤(パーソナルファンデーション)の学びを通して、体験として感じているから。
今日は講座を終えて、気ままnoteに綴ってみました。
忘れないうちに。
あぷりこっと
☆コーチングプレイス 、近藤真樹コーチの自己基盤(パーソナルファンデーション)講座について
☆講座を受講して、感じたことです。
泣けないわたしも、いつからか場所を選んで泣けるようになった(笑)