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今年もよろしくお願いします

あけましておめでとうございます、といえる気持ちにはなれない年明け仕事始めの日ですが、今年もよろしくお願いいたします。
元旦からの災害と飛行機のニュース、その他通り魔や火事などなどなど。どうにも悲しくて不安な気持ちはぬぐえず、心が沈んで正直さっそく仕事がはかどりません。被災地の方々、また苦しい状況にいらっしゃる方々に思いを寄せつつ、自分の心を呑みこまれすぎて何もできなくなるのはよくない、というのは、頭ではわかっているのですが。

いや、頭ではわかっている、というのが鬼門なのですよ。
だいたい頭ではわかっているという言葉を使うときには、(でもできない)(でもやらない)という言葉が後についてきます。こと私に関してはこれが多すぎる。年末年始、昨年の振り返りなどをしたわけですが、こればかりでございました。

おそらくその「頭ではわかっていること」を実際に行った結果がうまくいくかどうかが不安で、臆病で、二の足を踏んでいるだけなのです。何も難しいことではない。実際にやらなくてもこの言葉をやらない免罪符にしているだけなのでございます。あー我ながら卑怯で腹が立つ!

でも「頭ではわかってるんだけどねえ…」ということを実際に行ったほうが、だいたいいい結果になるのですよね。どんなにその「やる」という決断に苦しんだとしても、えいやとやれば大体なんとかなるんです。頭でわかってるくらいなんだから、やらないより絶対やったほうがよい。やってよかったと心から思える。あんなに逡巡したアレはなんだったのかというくらい、「頭ではわかってるんだけど」を実行に移すことにはメリットしかないんです。たとえばどんなに面倒くさくても浴びて後悔するシャワーはないというのと似ています。

日々起こるちょっとした出来事で自信を無くしたり、不安になったり、嫌な思いをしたりする。そうすると次の行動を起こすことが怖くなってしまいがちなのですが(実際昨年は怖くて怖くてたまらなかった)、そんなときこそ「頭ではわかってるんだけど…」という言葉が頭に浮かんだら要注意。そのままだとおそらくやりません。なので今年は特に、そこを「あえてやる」にシフトしていける年にしようと思う次第でございます。

当たり前ですが、今年もいいことも悪いこともあるでしょう。それでもなるべく卑屈にならず、僻まず妬まず嫉まずに、腹をくくって邁進したいと思います。

あらためて、今年もよろしくお願いいたします。


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