見出し画像

ミーハーと言われてもいいのでちょっと令和ロマンについて語らせてほしい

本当は今日、全然違うnoteを上げようと思っていたけど、急遽変更。

『川島明 そもそもの話』というラジオ番組の令和ロマンの高比良くるまゲスト回を聞いて気持ちが高ぶったから書かせてほしい。

ー ー ー

全く無名の高校生、もしくは大学生がオリンピック代表に選ばれて、しれっと金メダル取っちゃった。

この例えがあっているかはわからないが、くるまにとって昨年のⅯ-1優勝ははそんな感覚だったのかなと、ラジオを聞いて感じた。

本人は、今は解散してしまった和牛のように、Ⅿ-1に捧げるようなお笑い人生を歩みたかったそうなのだが、まだそこにかかり切る前に王者の称号を手にしてしまい、優勝した瞬間「自分が壊れちゃう」と不安でいっぱいになったらしい。

昨年のⅯ-1で放送終了直前にくるまが「来年も出ます!」と言ったとき、わたしはただの目立ちたがりのお祭り好きの人かと思っていたけど、自分を律するための選択だったとは驚いた。

そして同時に、あんなアドレナリンが出てハイテンションになるであろう状況で、とっさにその判断をできる冷静さがあったこともすごいと思う。

わたしは最初にオリンピックの例を出したが、確かに、金メダルを取ってもまだ年齢的に若いアスリートは、4年後の大会にも挑戦すると答えることが多い。その4年間は、わたしのような一般人には想像を絶する厳しい毎日が待っているわけだけど、アスリートはそれを一つの目標として定めることで再び前に進むことができる。

だから、優勝したけどM-1グランプリに2年連続出場することは異例ではあっても、彼の話を聞くと納得できた。

そしてこのラジオを聞いてもう一つ驚いたのが、くるまは幼少期から劣等感を強く持っていたということ。

ラジオでは幼少期の少し複雑な家庭環境についても語っていたが、友達からそれをいじられたくないという思いや、自分は容姿や頭がいいわけでもないというコンプレックスを強く感じて、明石家さんまや島田紳助のような振る舞いをして自分を守っていたそうだ。

そんなくるまだが、今年「グローバルビジネス誌『Forbes JAPAN』の『世界を変える30歳未満』30人を選出する企画」(下記サイトより引用)で、そのうちの1人に選出された。

受賞者はくるま自身が腰が引けてしまうほどの豪華なメンバーだったらしく、「お笑いしかやってない自分がここにいて、申し訳ない」と初めは引け目を感じていたようだが、こんなにすばらしい人たちと同じ賞をもらっておいて自分が自分を卑下していたら、ここにいる全員に失礼だと思ったという。

昨年末よりさまざまなお笑いのタイトルを総なめし、いいこと続きだったにもかかわらず卑下し続けていたらしいが、これを機に振っ切れたと、受け入れて振る舞ってみようと思ったと語っていた。

なんと今ではテレビ局内を大股で歩くようになったらしいが、わたしには実際に見れないので真偽はわからない(笑)。

テレビで見る最近のくるまは多方面から言われているようにヒール感があって、「ラジオでは今まで通り普通だし、先輩のラジオに呼ばれても横柄に振る舞ってないから……ねっ!」と謎に私自身に言い聞かせ落ち着かせていたのだけど、そういう葛藤から一皮脱げた姿だったことを知れて心底ホッとした。(わたしだれ?)

令和ロマンは今年の大会こそ熱い気持ちを持って「優勝」を目指してⅯ-1に挑んでいる。とんでもなく楽しみになってきた。待ちきれない。

と投稿した翌朝……

ウエストランドの井口のこのポストを見て、すぐさま番組を見た。

それでまたnoteを書きたい衝動にかられたので、またアップします(笑)。

▼書きました。


『Ⅿ-1グランプリ2024』は12/22(日)午後6時30分よりテレビ朝日系列で生放送。

わたしが宣伝する必要は全くないけれど、これで締めるのが一番きれいだから。

これを読んでくださったお笑い好きのみなさま、風邪ひかないように気をつけましょうね。わたしたちも万全のコンディションで見ましょうね。

読んでくださってありがとうございました。

▼神回M-1感想note


いいなと思ったら応援しよう!