ライター未経験なのに編集の経験ができた私は、控えめに言って最高だ。
マーブルスクールで編集講座を受けたのは…もう1か月前になるのかな…。だいぶ遅めのアウトプットですが、講座の課題で編集に初めて取り組んだときの学びを、本日はここに書き綴ります。
今日の記事はライター初心者や、未経験でライターに興味があるけど「編集」って何するの?と思っている人向けだと思ってもらえたらと思います。
そもそも、みなさん。編集って何をするかご存知ですか?なんとなくイメージはできるけど、具体的には言葉にできない方は多いのではないでしょうか。
私の場合は、”小説家に付いて、提出の期限を迫っている人”のイメージでした(笑)。完全にドラマの影響です。
ここで簡単に、編集講座の講師、えるもさんの言葉をお借りして説明すると
もう少し砕いて説明すると以下のような感じです。
ライター未経験の私は、今回の課題で初めての編集に挑戦。それはそれは、脳みそを使いました…。
そこでここからは、私が編集の何が難しと感じたか、そしてなぜライターが編集の視点を持つことが、控えめに言って最高なのかをご紹介したいと思います。
まず、難しいと感じたポイントは以下の2点。
この2つを意識していたおかげで、脳疲労がえげつなくて、課題に取り組んでいる最中のチョコの消費量が半端なかったです(笑)。
ここからは①②それぞれを深掘りしていきます。
①「『あんたが書きゃーええやん』とライターさんに思われないように」を気にしながら修正をする難しさ
もっとスマートな題名をつけるべきだとはわかっています(笑)。でも私が編集に取り組んでいるときに浮かんできて離れなかったリアルな言葉だったので、そのまま使います。
修正を加えるとき「変更を加える部分を、ただ自分好みで変えていないか」をとにかく意識しました。
おそらくライターさんにはそれぞれ、その人の好きな言い回しなど、文章にその人らしさが出ていると思うのです。私も自分で気づいていないだけで、たぶん何かしらのクセがあるはず。
修正をしすぎたら、ライターさんに「なら、あんたが書いたらいいやん!」と思われるかもしれない。今回は実際に、ライターさんとやり取りをしたわけではないにもかかわらず、勝手にプレッシャーを感じていました。
ここで1つ修正を加えるときのポイントがあります。それは「なぜ直したか」を説明できることです。
ライターにも意図があることを知ってもらえますし、自分が読者目線で読めているかを確認するためにも、この視点を持ちながら編集を加えていくことが必要です。
しかし、ライター未経験の私は「ほんまにこれでええのか…」と不安すぎて、とっても×100脳みそを使いました。
②自分がそこでOKを出したら、それが世に出るというプレッシャー
編集者は「関所」だと感じました。
企画段階で「今、この話題を取り上げなくてもいいのでは?」と、トピックスについてはふるいにかけられると思います。それを考えるのも編集者のお仕事ですが、もう1つ、文章中の細かな表現、情報の正誤についてはこちらが目を光らせないといけません。
例えば、この言葉を使うことで誰かを傷つけていないか。
ライター的にも自分的にもOKだとしても、読み手の中にはNOの人がいるかもしれない。自分には見えない誰かの視点に立って、文章に向き合う必要があります。
自分がその文章を読んでOKを出したら、それはもう世の中に出回る。出回ったものはもう消すのが難しい。
ということを考えたら、編集に対する気合と緊張感が増しました。そこまで課題で自分を追い込まなくてもいいんですけれども(笑)。でも、実際そうなので。
○ ○ ○
という感じで、ライター未経験の私から、とてもざっくり簡単に「編集」に取り組み、感じたことを書かせていただきました。
でもライター未経験なのに、その先の「編集」を学ぶなんて、意味あるの?早くない?と思われた方、いますか?
めちゃくちゃあります!!私はむしろ、この時点で「編集とはなんぞや」を学べたことはラッキーだったと感じています。
えるもさんは講座中に「ライターこそ編集者視点を」を何度もおっしゃっていました。
編集者はおもしろいコンテンツをライターさんと一緒に作りあげていく人。つまり、ライターも編集者と二人三脚で1つのコンテンツを作りあげていく人なんです。
だから自分の見たもの、調べたものをただ文字化するだけではダメ。編集者と同じ目線で企画の背景や本質を捉えられながら書けることが、とても大切なんです。
私はライターさえもしたことがないのに、これを先に知れたのは、控えめに言って最高だったなと思います。(ただ自分が企画の意図をきちんと捉えられる能力があるかはノーコメントで♪)
これを読んでくださった誰かにも、私のような学びが少しでもあると嬉しいです。
では、本日は失礼いたしま~す。良い1日を~