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我慢のストッパーが外れるとき、その人らしさが表れる

わたしの推し芸人のロングコートダディがM-1グランプリの準々決勝で敗退した。

吉本興業の公式HPより


一応、まだワイルドカードで復活という望みは残っているけれど、申し訳ない、正直厳しいだろう。ごめんなさい。笑

過去に2度もファイナルに進出し最高3位の結果を納めたこともある彼らに何が起きたのかと思っていたのだけど、その敗因を彼らがラジオで語っていた。

ギャンブラーである堂前さんはM-1ラストイヤーだった今年、気合を入れるためにギャンブルを我慢していたらしい。しかし、それが仇となって準々決勝当日に2人で夕方から集まって4.5時間でネタを作り、それを披露するという博打に出てしまったそうだ。

M-1では、芸人さんが1年かけて劇場などでブラッシュアップしたネタを披露することが多い。そんな中、即席で作ったネタはウケなかったそうだ。

わたしもTVerでネタを見たけど、2人がすごく楽しそうに漫才をしてるな〜という感想だった。わたしはあの感じが好きなのだけど。

「ここで欲を爆発させてまうなんて、アホやな〜、ほんま。笑」

ラジオを聞きながらそう思ったけど、ちょうどその日、我慢をしすぎたら爆発してしまう欲をどうコントロールしようか問題に、自分も直面してたことを思い出した。

お菓子好きなわたしは、健康と節約を兼ねて、先月末ぐらいからお菓子を買う頻度をグンと減らした。その代わり何か食べたいときは餃子の皮を焼くなど、家にあるヘルシーそうな食べ物でしのいでいた。

でも4.5日で限界がきて、市販のお菓子を買ってしまい、それを1日半で平らげてしまう。これを繰り返している。

実はわたし、自作おやつで我慢する前は市販のおやつを4.5日かけて食べることができていた。だからトータルで見たら、摂取カロリー的にもお財布的にもマイナスの結果となっている。ん?プラス?まぁ、そういうこと。

わたしも「堂前現象」に陥っている。なんか妙な親近感がわいた。

我慢には「必要な我慢」と「不必要な我慢」があるらしい。自分の目標のための我慢は必要。ただ耐えるだけの、乗り越えた先に何か得たいものがないのにする我慢は無意味。

堂前さんの我慢もわたしのも、広く見たら同じ必要な我慢だろうけど、必要か不必要かに関係なく、我慢には絶対ストレスが伴うものでどこかで爆発してしまうらしい。みんな一緒やな、この塩梅がむずかしいんだな、と思った。

🎙️ 🎙️ 🎙️

それはそうと、やっぱりM-1ラストイヤーないのに、そんな博打に出た堂前さんの気持ちはわからない。なんでやねん!って全力でツッコミたくなる。

けど、それをしちゃうのが「芸人」。

やっぱおもろいなぁ〜と、もっとファンになった。

【12/2 追記】
ロングコートダディがワイルドカードで準決勝にいった。うれしい。先の発言を撤回したい(笑)。

すごい、おもろい、芸人や!!

準決勝はどんなネタするんかな。ワイルドカードで進出できた気持ちを聞きたい。クッソ~。オールナイトニッポンのロングコートダディの担当月、11月で終わった~。

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