休息と転院
休息中、わたしは話を聞いてもらいたいという思いがあり、
同じ病院のカウンセリングも受けていた。
けれども、一ヶ月、二ヶ月と通ううちに、
医師もカウンセラーも誠意を感じられなくて、
ここに通い続けても、
治る見込みがないような気がして、
周りの意見を聞きつつ、転院をした。
そして、見切り発車のまま、就職の日を迎えてしまう。
ちょうど介護保険ができた頃で、どの事業所も、責任が重くて、大忙しが当たり前だった。朝8時半には出社して、23時過ぎに帰ることもざらだったし、週一の休みも自宅で仕事をすることも多かった。
そんな中で、わたしは、また糸がぷつんときれたみたいに働けなくなって、退職をしてしまった。
また時間ができたので、新しい病院からは、
カウンセリングセンターを紹介してもらう。
そこに並行して通いながら、
通院する度に、
調整のために薬がどんどん変化して量も増えていった。
いつのまにか、家にあるお菓子の空き箱に、
たんまりと薬が溜まっていった。
それでも、パニック障害まで発症したりして、
この先のわたしに、ただ、ただ、焦る日々だった。