義父レンとの思い出日記🍀その3(介護編)
昨日の記事の続きです…
病院から救急車でバンガローへ…
自宅に戻った事に気づいたレンは
「No Way!」(ありえない!)
と声を上げ、嬉しそうに笑った。
4週間の入院後、レンを待ってたのは健康的なライフスタイル🌈
朝は
クランベリージュースのウコン&万能酵母液入り
フルーツの蜂蜜がけ
昼はサンドイッチ
夜はミートソーススパゲティー
寝る前は納豆菌水(ホメオパシーレメディー入り)
家の中はアロマ加湿器(EM菌入りの水使用)でたくさんの菌に囲まれ
もらった薬は一切飲まず🤣
5日間が過ぎ、自分で飲み食いできるまで復活した。
日曜日には久しぶりに家族3人でローストチキンを楽しんだ。
それにしても菌達のパワーはすごい!
退院翌日は尿や便の匂いが強烈だったのに、ほとんど無臭に…
体に入っていた毒もほぼデトックスできたようで
食欲もあるし、言葉も少しづつ出るようになった。
デザート以外はほとんど甘いものも食べないから
以前よりも体力はあるし…
べッドの中でも足をモゾモゾ自分で動かすレン🌈
自発的にリハビリもしていた🤣
「また歩けるようになりたい!」という意思が伝わる。
レンの介護で自分の自由な時間はなくなったものの
日々色々な発見があるのは楽しかった。
以前のようには歩けないレンだけど
できないことではなく、できる事にフォーカスした。
今日は何回言葉を発したとか
自分でフォークで食べられるようになったとか
焦らず待ってあげる事の大切さも実感!
それまで縁のなかった介護の世界は奥深かった✨
毎日の介護に追われ、私はゆっくり食事を摂る時間がなく
立って食べる事も多くなっていった。
この頃から、自分の身なりに一切気を使わなくなった。
髪の毛も洗わず、ブラッシングもしない日々…😅
(この後、私の髪に人生初のシラミが発生することになる💦)
ただただ、レンが回復するようにと意識を集中していた。
そして、亡くなる7日前に異変が起きた。
あんなに食べることが好きだったレンが
食べ物を口にしなくなった。
7月初旬の暑さで少しバテ気味だったけど
足浴&マッサージをしてあげたら気持ち良さそうだったし
マッサージで刺激が伝わったのか
久しぶりに足をバタバタ、歩く練習もしてみせた。
レンのベッドの横にタライを置き
頭をベッドの枠から出し、シャンプーと髭剃りの後
新しいルームウエアに着替えさせリフレッシュしてもらった🌈
次の週、食事をしなくなったレンの様子を見に
地域のナースが突然訪ねてきてGP(地域のファミリードクター)
が来るようアレンジしてくれた。
このまま食事ができない状態が続けば
点滴で栄養を入れるしかないとの事だった。
「最悪の事態になった場合、電気ショックで蘇生しない」
と決めていた。
その再確認もこの時にすませておいた。
夕方レンの様子を見に来たデービッドは
覚悟を決めているように見えた。
続く…