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私は根っからのINFJで、HSPなんだ。

会社員時代、私のMBTIは広報運動家(ENFP)でした。
広告代理店勤務で業界自体は華やかだったし、撮影現場にも定期的に足を運んでいたし、いわゆる陽キャMBTIでも何の違和感もありませんでした。これが、4年前のことです。

ところがところが、会社を辞め、渡欧してからめっきり内向的な性格になってしまいました。そこから3度テストしましたが、何回やっても提唱者(INFJ-A)で変わりはありませんでした。もう、私は今や提唱者なんだと受け入れることにしました。というか、子供の時からシャイで、保育園に行くのにも毎朝シクシクと泣き、ストレス性胃腸炎になって母親に心配をかけ、中学の部活でも友達ができず孤立し、という感じだったので本来の内気な性格に戻ったという方が正しいかもしれません。

INFJの特徴といえば、「夢みがちの理想家だが、夢を見るだけで終わらせず、静かに着実に達成に向けて行動していく人」と言われています。そして、思いやりがある、創造力がある、傷つくのを怖がる、自己犠牲的になってしまう、とも言われています。まあ、全部しっくりくるんですよね。

自分との約束を守るのが苦手で、仕事以外だとなんでも中途半端に終わってしまうのが私の悪い癖で、全然動かしていない趣味用インスタアカウントも4個くらいありますし、勉強しようと思った語学の本も大量にあります。どこかに潜在的な自分の夢が転がってるかもしれない!という希望を持ち、とりあえず行動するのですが、なかなか真の理想を見つけられず、結果、自分のものにできないというオチ。ただ、これだ!という自分の理想を見つけられた時は、行動にも反映されていきます。私の場合、それが日本語教師になる、ということだったんです。そこから資格の勉強や、教育実習、退職、海外移住と、とん、とん、とーん。心からしっくりくる仕事を見つけたINFJは強いなって思います。

そんな私が続いてることの一つに、このnoteもあります。(月一更新じゃん、というのは見過ごして)コンビニに行くときや、シャワーを浴びている時、モンスター生徒と対峙している時も、書きたいテーマがふっと突然湧いてきます。よく何考えてるかわからないと言われますが、多分アウトプットしたいことを色々考えすぎてるんだと思います。一度書きたいことが浮かぶと、いてもたってもいられなくなり、ゴリゴリ仕事中でも書いちゃうし、夜中でもPCを立ち上げちゃいます。

何を考えているかわからないと言われたかと思いきや、顔に感情が出すぎてるとか言われて自分でも意味わかんないな、と思います。たぶん、相手の一挙手一投足に敏感なので驚いたり引いたりするとネガティブな感情がそのまま顔に出てしまうのですが、あ、やばい、引いてるのがバレる!とおもって無理に笑ったりするから、もうよくわかんない事になってるんじゃないかなと。つくづく、扱いづらい性格だなと思います。

そしてもう一つ、これまた繊細ちゃんなHSPでもあります。会社員の時、出社しても全然仕事に集中できませんでした。話しかけられるかも、と思うと、逆にいつでも話しかけてOKモードになってしまい作業系の仕事しかできず、企画系の仕事はよくカフェや自宅にこもってやっていました。効率悪いって言われても、できないものはできないんです。

なんか働きづらいなーと思っていた折、偶然入った書店で目に入ってきたのがこの一冊でした。

思わず手に取ってみると、まるで自分のことが丸裸にされた気分で、私はHSP、中でも刺激を求めるタイプのHSS型HSPなんだと自覚しました。この本をきっかけに、どうしてHSPになっちゃたんだ、とか、HSPに向いてる仕事、とか、乗り越え方、とか、色々調べましたが、まずは自分が人よりも繊細な性格なんだということを認めることが第一だと感じました。どこかで、私は強い、一人でもやっていける!とたかを括っていた時期もありましたが、そんなことはない。すぐに泣くし、気にするし、感情移入が激しいし、自分のことより他人のことを優先してしまいます。まずはそこを認めるところからだと思います。

そんなINFJであり、HSPであり、日本語教師である私が思うこと。

それは、INFJに日本語教師は向いていると思う。ということ。

よくINFJに向いている職業として出てくるのが、カウンセラー、ヨガインストラクター、教師、NPO職員などと言われています。共感力と洞察力を活かせる仕事です。他にもライター、イラストレーター、フォトグラファーなどクリエイティビティを活かせる仕事も向いているとされています。集団の生徒に対して大きな声を張り上げて、というのは正直INFJにとってはコンフォートゾーンではありませんが、教材を工夫して作ったり、生徒さん一人一人に対してのレッスン提供したりすることは、語学や異文化交流が好きなINFJさんであれば苦ではないと思います。


この日本一時帰国中に、本当にこれからもフリーランスでやっていくのか?会社員に戻って安定した仕事をしなくていいのか?海外で働くならエンジニアの勉強もしてみる?などキャリアにまつわる色々なことが頭の中を巡りました。でも、やっぱりわたしの答えは日本語教師でした。自分の特性を活かしながら、やっぱり日本語教師としてパワーアップしたい、もっとわかりやすく日本語を教えられるようになりたい、異なる考え方にもっと触れたい。そして、日本に興味を持ってくれている外国人と日本をより正しく繋いでいきたいと思いました。

こじらせINFJであり、繊細HSPなので、ここnoteでの創作が心の安定に繋がっています。読んでくださる方、いつもありがとうございます。

カバー写真📷
オランダ・キューケンホフ公園にて🌷

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