読書会記録#2 2019.03.02
2019.03.02 読書会
この回は、はじめに20分間、読書する時間を作り、そのあとに本の紹介を一人一人にしていただきました。本を読む時間があったので、自分の中でどうやって紹介するかをまとめることができたのがよかったです。5人の方が参加してくださいました!
★読書タイムの様子★
★紹介タイム
紹介された本
📚「これからの本屋読本」内沼晋太郎
本屋さんの教科書。本屋さんになるということは、どこかの誰かの考え方
感情を変え、その人が語ることを変える。人の人生までも変える、そういう力を持っている。だから、ニーズの至上主義でなく、誠実に本に向き合って提供するのが本屋。ほとんど毎日本屋に通っている人は必読の1冊。
📚「あなたが太っているのは栄養不足のせい」濱裕宣 赤石定典
ミス・インターナショナルを経験した、元モデルさんが紹介してくださった1冊。モデルということで、食事制限をしてダイエットをしていたが、頭がぼーっとすることが多かった。この本を読んで、必要な栄養が取れないから頭がぼーっとするのだと分かった。
「人間は考えで生きているのに、頭がぼーっとしていたら、生きているとは言えない」と感じ、やはり、栄養をしっかりとることの重要性を実感したので、この本を読んで学び、外側も内側も美しくしたいと思った。
📚「チーズはどこへ消えた」スペンサー・ジョンソン
当たり前に思っていたことが当たり前でなくなることはすぐに起こるかもしれない。だから...
1、変化に気づかないといけない
2、変化に対応しないといけない
3、準備して世の中を注意ぶかくみないといけない
4、変化を楽しまないといけない
これを読んで、変化を恐れる心はあるけれども、それ以上に自分が変化しないといけないと感じたし、変化したらもっと幸せになれるんだと思えた。
📚「短歌の不思議」東直子
短歌は、「5、7、5、7、7」の31音で表現する言葉遊び。
たった31音だけれど、読んでいると、絶景フォトアルバムのような景色が想像出来る。言葉の組み合わせだけで起こるこの現象をみんなに体感して欲しい。なんてこともない風景も、言葉にしてみたら感動的になる。
ものから聞こえてくる声に耳を傾けてみて。普段忙しいと気づかないけど、
ちょっとしたものに気づくようになる 。
📚「藪の中」芥川龍之介
明治大正文学は難しそうで抵抗があったが、「古典には人の心をつかむ力がある」という話を先輩から聞いたので挑戦した。
藪の中は、宇治拾遺物語の説話集から持ってきた話だが、芥川龍之介が、宇治拾遺物語をどのように解釈し、どのように感じていたのかを楽しむことができてよかった。講談社から出版されているものがおすすめ。
📚「赤毛のアン」ルーシー・モード・モンゴメリ
現実は動かない。だから、「自分の見方を変えることが大事」と気づかせてくれた。新潮社出版の村岡花子さん訳、茂木健一郎さんが解説しているものがオススメ。
📚「「言葉にできる」は武器になる」梅田悟司
社会人の新しいバイブル。コミュ力上げたい、SNSでいい言葉呟きたい、だから、みんなスキルを磨くが、伝わるように話すためには、スキルだけでは限界がある。実は言葉には2種類ある。
・外に向かう言葉(話す)
・内なる言葉(自分の考え)
多くの人は、外に向かう言葉ばかりよくしようとする。しかし、内なる言葉、つまり考えをより深く鍛えることがもっと大切!結局、自分の考えは、
人や言葉によってかわるので、自分にとっていい先輩に出会うことが大事
だと読んでいて思った。
📚「メモの魔力」前田祐二
著者の前田さんの真実な生き方に心を打たれる。限られた時間の中で
より本質的なことに時間を割くべきであり、メモは第2の脳として使う。メモの魔力とは...
・日常のことをアイディアにできる
・自分とは何かが見えてくる
こと。とくに、自分とはなにかが見えてくると、自分のコンパスを手に入れることになりこれを持っている人は迷わない。メモには人生を変える力がある。
📚「「奇跡のリンゴ」絶対不可能を覆した農家 木村秋則の記録」石川拓治
絶対不可能だと言われた無農薬リンゴをつくるまでの木村さんの記録。
木村さんが本当に絶望して、崖っぷちだった時、奇跡のように発見した1本のドングリの木。ここから今までの労苦を全てむくいるかのように、全てが上手く回っていく...。1本のどんぐりを見つけたシーンは、涙がでた。不可能だと言われ、悪口を言われても、信念を曲げず、誰もわかってくれなくても、いつかはその日が来ると信じ、名誉も見返りも求めずに、自分のなすべきことを黙々とやり続ける。そんな木村さんの生き方に感動した。