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appcycleが取り組む4つのSDGs解説 〜シリーズ第4弾〜【15. 陸の豊かさも守ろう】

こんにちは。
事業開発の帯川こと、まっちんです!

今回はappcycleが取り組むSDGs (Sustainable Development Goals:持続可能な開発目標)の解説ブログの最終章、第4弾です!

今回は【15. 陸の豊かさも守ろう】についての解説です。

【15. 陸の豊かさも守ろう】

達成目標紹介

SDGsには17種類あり、各種にターゲットと言って達成目標がある事は知っていますか?まずはそちらの紹介を簡潔にしていきます。

  1. 森林、湿地、山地、乾燥地など陸上の生態系と、内陸の淡水地域の生態系、および、それらがもたらす自然の恵みを、守り、回復させ、持続可能な形で利用できるようにする。

  2. 森林の、持続可能な形の管理をすすめ、森林の減少をくいとめる。また、おとろえてしまった森林を回復させ、世界全体で植林を大きく増やす。

  3. 砂漠化、干ばつ、洪水の影響を受けておとろえてしまった土地と土壌を回復させ、これ以上土地をおとろえさせない世界になるように努力する。

  4. 2030年までに、持続可能な開発のために欠かせない山地の生態系の能力を強めるため、多様な生物が生きられる山地の生態系を確実に守る。

  5. 生物の多様性が損なわれないようにし、2020年までに、絶滅が心配されている生物を保護し、絶滅を防ぐため、緊急に対策をとる。

  6. 国際的に決められたとおり、遺伝資源※を使って得る利益が公正で公平に分けられるようにする。また、遺伝資源を適切に使うことができるようにする。

  7. 保護しなければならない動植物の密猟や、法律に反した取り引きをなくすために、緊急の対策をとる。法律に反する野生生物の製品が求められたり、売られたりすることがないようにする。

  8. 2020年までに、移動先に定着する外来種※の侵入を防ぐとともに、外来種が陸や海の生態系に与える影響を大きく減らすための対策をはじめる。特に優先度の高い外来種は駆除する。

  9. 生態系や生物の多様性を守ることの大切さを、国や地方による計画や開発のプロセス、貧困をなくすための取り組みやお金の使い方に組み入れて考えられるようにする。

(引用:公益財団法人日本ユニセフ協会)

この様に9の達成目標があります。では、appcycleではどの部分に取り組んでいるのでしょうか。

appcycleが取り組む内容

  1. 森林、湿地、山地、乾燥地など陸上の生態系と、内陸の淡水地域の生態系、および、それらがもたらす自然の恵みを、守り、回復させ、持続可能な形で利用できるようにする。

  2. 森林の、持続可能な形の管理をすすめ、森林の減少をくいとめる。また、おとろえてしまった森林を回復させ、世界全体で植林を大きく増やす。

上記の点に取り組んでいます。

青森県りんご対策協議会によると、令和3年時点で青森県のりんご栽培面積は20,366ヘクタール (203.66平方キロメートル) 、東京ドーム約4,356個分の大きさだそうです。

東京23区の面積で言うと、以下の9つの区を合わせた面積よりも大きいです。
杉並区 + 新宿区 + 中野区 + 渋谷区 + 目黒区 + 港区 + 世田谷区 + 品川区
合計198.91㎢

電車で行き来するほどの大きさの面積でりんごが育てられています。

カナダ、オンタリオ州のりんご生産者によると、約0.4ヘクタールにつき、年間15トンの二酸化炭素を吸収している。その量は、約20名が東京ー長崎間を飛行機で往復した時と同じ量だそうです。(Ontaria Apple Growersウェイストボックス参照)

今現在、2万ヘクタールのリンゴ農園が75万トンの二酸化炭素を吸収しています。日本⼈1⼈あたりの年間二酸化炭素排出量は2トン。ということで、約38万人分の二酸化炭素を吸収してくれます。

しかし、りんご農家さんの高齢化や後継者不足により、りんご農園をたたむ農家さんが年々増加傾向にあります。となると以下のような事が起こる確率が上がります。

りんご農園を手放す→木は放置→病気にかかりやすくなる→病気発症→伐採

りんごの木は、農家さん毎に方針は異なりますが、適切な農薬や処置により、病気や害虫から守らなければ美味しい実がなりません。それらの人の手が無くなった途端に病気にかかる確率はぐっと上がります。

という事で、青森県の一大産業かつ地球の環境維持に一躍かっているりんご農園を保護する取り組みとして、appcycleは以下のように関わっています。

りんご農家さん:りんごを生産
    ↓
りんご農家さん:加工用りんごを加工会社に販売
    ↓
加工会社さん:加工中にりんごの搾りかすが出る
    ↓
appcycle:りんごの搾りかすで、りんごのレザー"RINGO-TEX"を製造する
    ↓
appcycle:RINGO-TEXを国内海外で売る

このように、少しでもりんごの生産や加工に携わっている方々が安定した収入を得れるよう、努めております。その方々が安定した収入を得る事により、りんご農園の継続ができ、りんごの木の保護へと繋がります。近い将来appcycleでも独自のりんご農家を経営し、環境保護、りんご生産維持に携わる予定ですので、乞うご期待!

RINGO-TEXについて詳しく知りたい方は、こちらへ。
商品や環境問題、青森の地域イベントなどappcycleのインスタグラムフェイスブックで配信をしていますので、ぜひフォローしてみてください。

まっちん

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