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1年間で3回の転職をしました。

2023年1月からエンジニア転職し働いていたのですが、その職場を離れ、12月に新たな職場へ転職しました。
厳密には2回の転職ですが、6月〜11月は常駐先に居たので、実質3回転職した感覚です。(タイトル詐欺すみませんw)

バタバタしていたものの、着実に実績を積み、1月当初に思い描いていたキャリアアップができていると思っています。
2023年の間の経験と、考えていたことを書き綴ります。

今年1社目への転職記録は、こちらです。
読んでスキしてもらえると、とても喜びます。




年初に思い描いたキャリア像

僕は4年前にIT業界に転職し、製造業向けSIer→ノーコードエンジニアと、受託開発が主な仕事でした。
その中で「良いプロダクトを届け、喜んでもらいたい!」というやりがいを持ちたくなり、そのためには受託開発者の立場でなく、発注側や自社開発者として意思決定に密接な立場で開発したいと考えるようになりました。

なのでノーコードエンジニア時代には、業務委託だけどプロダクトの意思決定に参加させてもらったり、リーダーとして裁量の大きな案件を受けたり、片手間で個人開発や起業したりで、積極的に自社開発に近い経験をしました。

しかしいずれも、多くのユーザーに届けて喜んでもらうところまで到達できませんでした。
当時は案件を並行しており、0→1のPMFの難しさを知らず、全てが中途半端になってしまったのです。

この経験を踏まえ、1つの会社にフルコミットし、良いプロダクトを届けられるよう尽力しようと考えました。
そのために、まずはエンジニアとして開発経験を積み、そこから自社開発企業のエンジニアまたはPMへキャリアを歩もう、と意思決定しました。

[起業 or 会社員]
すぐに畳みましたが、起業を経験しました。そうすると当然、起業に再挑戦する選択肢も考えます。

しかし自分のやりたいことは「良いプロダクトを届け、喜んでもらいたい!」に尽きます。これを達成するためであれば、起業か会社員かは自分にとってあまり重要でないのです。
むしろ起業すると、売上(=会社の存続)とのバランスを考える必要があります。もちろん社員もそれは考えるべきですが、社長ほどではなく、より自分のやりたいことに集中できそうです。

そもそも、起業家として必要量の「熱量」を注げる事業は、今のタイミングでは思いつきませんでした。(起業家としての最も重要な資質は、何があっても諦めない「熱量」であると実感しました。)

よって今は、会社員になるべきだと判断し、昨年末に転職活動を始めたのでした。今後も起業の選択肢は残しながら、いろんな事業を見て考えたいと思います。


1社目:未経験エンジニアとして実務経験

未経験枠で入社し、実務経験を積ませてもらいました。
この一歩目が難しいと言われているので、本当に感謝しています。

Flutter、Laravel、Android Studioの案件に携わりました。
今までノーコード開発や、ツールの独自言語を書いた経験はありましたが、やはりこういったWebやモバイル開発のプログラミングは難易度が全然違います。
最初はGit操作すらおぼつかず、分からないことだらけでしたが、同僚のみんなに助けてもらいながら何とか各案件を遂行しました。


2社目:PjMおよびPdM

6月からは、SESとして客先常駐となりました。
常駐先ではまず、Flutter開発案件のPjMを担当。そのまま、その会社の自社製品のPdMをやらせてもらうことになりました。
未経験の顔認証・画像処理AIの領域でしたが、勉強しながら、チームのエンジニアや営業とコミュニケーションをとって開発を進めました。
また、海外のエンジニアも居るので、英語でコミュニケーションをとる場面も多かったです。(全部チャットでした、口頭は無理ですw)

ありがたいことに、常駐先からは大きく評価していただきました。
そしておろかなことに、僕は調子に乗り「これはキャリアアップできるのでは!」と思い、PM職種で転職活動を開始したのです。


難航する転職活動

しかし(当然ながら)転職活動は難航します。

PMとして売上に直結したような実績はまだ作れていません。
また、PMスキルも開発スキルも浅く、企業が求める人物像の解像度が低いため、自分の強みをうまく言語化できません。(しかも普段から口下手です…)

その結果、自信を持てない状態で面接に挑み、お祈りメールを貰い続けます。転職活動中、今回はタイミングが早すぎたなと反省していました。

それでも後述する各転職サービスにお世話になりながら職歴書をブラッシュアップし、無事に内定をもらいました。
職種はPMでなくエンジニアとしての採用ですが、手を動かして開発経験を積みたい思いも強いので、むしろ良かったです。

[常駐先 or 転職]
もちろん転職せずに、常駐先のPMを続ける選択肢もありました。
しかし今の自分の実力を考えた結果、長期視点でより経験・成長できそうなのは転職だと判断しました。


3社目:自社開発エンジニア

そして12月より、今年3社目となる職場で働き始めました。
産婦人科向けシステムの開発に携わっており、CakePHPとFlutterを使っています。

今はCakePHPを触り始めたところですが、Web開発の全体像を掴むための良い経験になりそうです。
正直なところ、Flutterでのモバイル開発への興味が大きいのですが、モバイル開発だとしても今やWeb周りの知識が必要不可欠ですし、これを機にしっかり基礎固めをしたいと思っています。


お世話になった転職サービス

TechTrain

https://lp.techtrain.dev

昨年の転職時からず〜っとお世話になってます。
エンジニア向けサービスにも関わらず、PMについての相談に乗ってもらいました。
結局エンジニアになったので、今まで以上にRailwayでの勉強、面談、エンジニアの皆さんとの交流などを楽しみたいです。


PM Club

以前から籍だけ置いてましたが、PM転職するとなって本格的に相談に乗ってもらいました。
PM職の理解度が、他サービスやエージェントと比べて圧倒的に高かったです。

用意いただいたスキルシートに記入することで、自分のスキルの棚卸しができ、かなり転職活動を進めやすくなりました。
今後もPM職で転職する際は、マストで相談したいと思っています。


Geekly(ギークリー)

今回の内定企業は、ここで紹介してもらいました。
とにかく幅広く紹介してもらえるので、今回特に業種にこだわりの無かった僕にはマッチしていました。


さいごに

まさか自分でも、こんなに早く転職するとは思っていませんでした。
1社目と2社目の皆さんには申し訳ない気持ちがありつつ、それ以上に感謝の気持ちでいっぱいです。
両方の会社にてFlutterとPMの経験を積みたいとは常に相談していて、調整いただき、そのどちらも経験させてもらいました。
本当に本当に、ありがとうございました。

現職では、エンジニアとしての下地をしっかり固め、その上で次のキャリアを考えていきたいと思っています。
転職や起業という選択肢もありますが、それ以上に現職にて「良いプロダクトを届け、喜んでもらいたい!」を達成し、より自分が望むポジションにて仕事を楽しめるよう努力・尽力したいです。

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