25年来の慢性便秘が治った話

子供のころからずっと悩んでいた慢性便秘が、あるきっかけで完全に治りました。今ではすっかり快腸で、あんなに毎日毎日、何年も苦しんでいたのがウソのようです。

慢性便秘で苦しんでいる方の参考になればと思い、解決までに至った経緯を書こうと思います。同じ悩みを持つ方はぜひご覧ください。

子供のころからずっと便秘体質だった

まずは私がどれくらい頑固な便秘体質だったかをお話します。

中学生の時は便秘が原因でいぼ痔になったことがありました。高校生の時は便秘がひどすぎて夜中に吐き、救急病院に行ってお腹のレントゲンを撮ったらお医者さんから「便が溜まりまくってますね～」と言われたこともあります。

社会人になってからもずっと便秘で、一週間くらい出ないのは普通。もしくは、出てもウサギのウンチみたいな硬くて小さなコロコロした便が少量出る程度で、バナナ状の便は出ないので残便感あり。お腹はいつも張ったような感じでポッコリした見た目。

そしてそんな状態が2ヶ月くらい続くとある日急に猛烈な腹痛が起き、トイレに駆け込むと全部出る、という状況でした。それでいったん便秘解消しますが、翌日からはまた全く出ないorコロコロ便しか出ない日々が始まる→猛烈な腹痛が起きて全部出る→また出ない日々が…ということの繰り返し。

便秘によるお腹の張りも不快ですが、一番嫌だったのは猛烈な腹痛がいつ起きるかわからないということ。仕事中や公共交通機関の乗車中など、簡単にトイレに行けない状況の時にこの腹痛が来たらどうしようといつもヒヤヒヤして過ごしていました。

よく言われる便秘対策は全く効果なし

食物繊維、大量の水、納豆、ヨーグルト、運動、お腹のマッサージ、お通じが良くなると宣伝されているお茶…便秘解消に効くと言われるものはひと通り試してきましたが、どれも全く効果なし。

20歳くらいの時に総合病院で相談したら酸化マグネシウムという便を柔らかくする薬を処方していただきましたが、しばらく飲み続けても特に変化が無かったので飲まなくなりました。

唯一効果があったのは市販の刺激性の便秘薬（スルーラック）。ただ、市販の薬は飲み続けると体が慣れてだんだん効かなくなってくるという情報もあったので、本当にお腹が張って苦しい時だけ飲むようにしていました（1ケ月に1回くらい）。

消化器内科の専門病院に行ってみた

なぜこんなに便が出ないのか、長年の便秘によって腸がなにか病気になってないか、これからも一生便秘と付き合うなんて嫌だ、この便秘体質を根本的に解消したい…！！

そんな気持ちがたまりにたまったある日、Googleマップで近所の病院を検索していたら消化器内科の専門病院を発見。大腸カメラが得意とのことだったので、便秘の相談＋腸の中を一度見てもらおうと思い、すぐ診察予約をして行ってきました。