元できなかった人に聞いてみる
できるようになりたいことがあるならば、
「今はできるけれど元々できなかった人に聞くほうがよさそうだ」
と思いました。
僕は、走るのが得意です。なのでどうやったら速く走れるかを兄弟からよく聞かれましたが、明確に答えられた試しがありません。
毎回聞かれて、毎回ちがうことを言っている気がします。
これでは聞いている側からすると、もうわけがわからない。毎回説明がブレブレである。
僕は説明できないのである。元々速く走れていたから。
一方、もともと走るのが苦手で、今は速く走ることができる人がいたとして、その人は多分、自分がどうやって速くなったか説明できます。
速くなるまでのプロセスが明確だから、その人のアドバイスを信じるかどうかはさておき、その人のたどったプロセスを教えてもらうことができる。
大学の授業が分かりにくいというのも、これと同じ理由かもしれない。
大学の教授はもともと勉強ができた人がその道に進む傾向が多いと思います。そうするともともと勉強ができる人に勉強を教えてくれと言っているようなもので、これは教授からすると難しいです。なんで学生わからないのかがわからない。となります。
(もちろん、教えるのがうまい方もいると思います。そういう人のバックグラウンドを調べてみるのも面白いかもしれない。)
「大学の教授は研究のプロであって、教えるプロではない」という言葉を聞いたことがありますが、その通りだと思います。
僕は走るのが好きなのだけであって、ランニングトレーナーではない、そういうことだ。。兄弟よ。
だから、できるようになりたいことがあるならば、
元々できなかったけれども、今できるようになっている人に聞くのがいいんじゃないかと思います。