
つながり。
生まれた土地、文化、言葉、神様との繋がり。
今世の両親や家族との繋がり。
そして、
思考や感情、この体という私との繋がりと、
それを超越した全てと繋がっているという大いなるものとの繋がり。
長い間、
私はとにかく逃げていた。
この世に生まれ落ちて、
母親から、父親から、
先生から、
友達から、
私というこの小さな体に宿る全てを否定された記憶しかなかったから。
物凄く孤独だった。
孤独というより孤立していた。
この世にたった一人。
誰もわかってくれる人はいない。
そう信じ込んでいた。
広島、、、戦争、、、
ハワイ/アメリカ、沖縄、
感情を緩めていく旅の中で、
この孤立が、私だけのものではないのだと知った。
どれだけの苦しみを、悲しみを、痛みを、
精神的にも肉体的にも私たちのご先祖さまたちは見てきたのだろう。
どれだけの感情を抑圧し、自分を殺して”正しい”と刷り込まれた世界に葛藤を覚えながらも生き抜いて私たちに繋いでくれたのだろう。
愛そのものだった私たちの存在は次第に恐怖や恐れがベースとなり、
神そのものだった私たちも自分との繋がりを失い、
架空の神を外に作り出し崇めるようになっていった。
私の体を通して、
たくさんの痛みや悲しみの魂が浄化しているのがわかる。
きっと、
こんな日を待っていましたと言わんばかりにとても嬉しそうだ。
途絶えていた見えない繋がりが笑顔に変わるのがわかる。
私の中の閉じていた心がゆっくりと、でも確実にあったかさを増して緩んで行くのを感じる。
本当に少しづつ、、、
なぜ幼少期から先住民の人たちの生き方に、儀式に惹かれていたのか、、
そのなんとなくが確信に変わってゆく。
ご先祖さまと再び繋がること。
大嫌いだった日本という大地や人々が繋がってゆく時間。
彷徨っていた私の魂たちがようやく落ち着いていく。
帰る場所は究極にはこの体なのかもしれないけれど、
生まれ育った土地や国と繋がるというのは物凄い安心感がある。
少なくとも私は。
逃げていたことを、
やっと受け入れることができるようになったみたい。
自分にとって必要なことは、
逃げても逃げても追いかけてくる。
いつか立ち止まり、気づいて受け入れるまで。
長い間、ほったらかしにしてしまってごめんなさい。
先日モアナ2をピンときて見にいった。
まさに私が目指す世界そのものだと感じた。
もっと深く繋がって行きたい。
少しづつ、少しづつ。