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インプットとアウトプットを増やし、改善することで再現性を高める。入社3年目で見えてきたものとは。

こんにちは。アピステnote編集部です。
いつもnoteをご覧いただきありがとうございます。

アピステは転職・就職のための情報プラットフォーム「OpenWork」で半導体、電子、精密機器業界の20代成長環境ランキングで1位となっています。

・提供元:転職・就職のための情報プラットフォーム「OpenWork」
・2024年7月29日時点:半導体、電子、精密機器業界ランキング

そのような状況もあり、採用活動の際に「若手社員のインタビュー記事をnoteに掲載してほしい」「入社後どのようにステップアップしていくのか気になる」という声が数多く届けられています。

そこで今回の記事では、新卒入社3年目の三井さんにインタビューを実施して、「1年目~3年目の過ごし方」「結果をだすために意識していること」「大変だったこと」「休日の過ごし方」など根掘り葉掘りお伺いした内容をお伝えできればと思います!


インタビューの様子@名古屋営業所

名古屋営業所 三井
2022年、立命館大学を卒業後アピステに新卒入社。研修を経て名古屋営業所に配属。自動車関連の会社をメインに担当。入社2年目で全社業績ランキング1位を受賞。3年目の現在はパーソナルコーチとして後輩育成にも携わっている。趣味はスノーボード、バイク、フットサル、登山、筋トレ。

1.就職活動の進め方

───名古屋営業所に配属後、最年少で業績ランキング1位を受賞し、現在はパーソナルコーチ(育成担当)としても活躍されているとお伺いしました。そんな三井さんは学生時代、どのように就職活動をされていましたか?

自分の方向性と合う会社を見つけるため、興味のある業界を中心に約100社エントリーしました。その後、業界や業種を絞っていき、直接ユーザーへ提案できるスタイルの営業に興味をもって、その中でも商材量が比較的多い商社に興味をもちました。

───三井さんのアクション量は当時から変わらないですね。商社に興味をもったのはなぜですか?
ある商社の会社説明会を聞いた時のことです。多種多様な商材を通して、直接お客様の課題を解決できるところに興味をもちました。市場調査やお客様の状況をヒアリングして、様々な商材を組み合わせて提案をつくり上げていくのが面白そうだなと。というのも小さい頃から自分で何かをつくることが好きで、例えばレゴブロックの創作に没頭したり、大学ではサークル活動で困っている人を助けるための仕組みをつくったり、そういうことが好きな性格なので、自分の考えを形にして提案までできる営業職が向いていると思いました。

───最終的に商社ではなく、なぜメーカーであるアピステに興味をもったのですか。
メーカーは代理店営業が主流なので、顧客に直接提案する機会が少ないと思っていました。しかし、アピステは直販(代理店を介さない)営業をしていると知って、メーカーでありながらお客様に直接提案ができる点に興味をもちました。

直販(ダイレクトセールス補足資料)

メーカー営業は自社商品について誰よりも詳しくなります。またモノづくりの専門知識も身につきます。そうすることで、課題に対して解決策を自ら考えて「自信」をもって提案ができます。アピステの他にも、電気・電子系メーカーや鉄鋼系商社、機械系商社、総合商社の選考を受けて10社から内定をいただきましたが、最終的にアピステがわたしに最もマッチしていると思い入社を決めました。

2.1年目~3年目を振り返って

───アピステに入社して率直に何がよかったですか。
1年目から担当エリアを任せてくれるのでたくさん経験を積めること、お客様の反応がダイレクトに見えることです。入社半年後から既存顧客や新規顧客など約1000社を任せてもらいました。1年目から経験を積み上げられている実感がありました。お客様の生産性が向上した時はポジティブな反応がダイレクトに返ってくるので、仕事をやっていてよかったと思う瞬間です。また思いっきり仕事に熱中ができるし、それを周りがサポートしてくれるところもよかったと思っています。

───1年目はどのように過ごしましたか?仕事をする上で意識していたことはありますか?
入社して半年の研修期間は、商品仕様や各業界の生産工程など覚えることが数多くありました。電話や商談、ロールプレイ、営業同行もあるので、常にアクセル全開の状態です。早く独り立ちしたかったので、先輩の考えをものにするため、大量のインプットとアウトプットをするよう心がけました。そのため、帰宅前にその日あった「良かったこと」「悪かったこと」「フィードバック」をノートや手帳にまとめて、帰宅後、振り返って、次の日の動きを改善するようにしていました。

───ロールプレイについてどう思いましたか。
先輩からフィードバックやアドバイスをもらうことで、今の自分のレベルを知り、スキルの棚卸ができて、商談のパフォーマンスを向上させる機会になるので意欲的に取り組んでいました。

例えば、省エネをテーマにしたロールプレイでは「何で省エネになるか具体的に説明できていないよ。それだとお客様が理解しにくいと思います。どうしたらいいと思いますか?」と客観的にフィードバックやアドバイスをしてくれます。その後、ロールプレイを繰り返し、改善していくことでそのテーマは完璧になっていきます。またデモ機を用いたロールプレイでも「技術的な理解が浅いから説明がうまくできないのではないですか。技術マニュアルの〇〇の部分を見直してみると、伝わりやすく魅力的なPRになると思いますよ。」と教えてくれます。

このように様々なテーマを設定してロールプレイを繰り返すことで、各テーマに対する理解度やプレゼン力があがり、結果的に商談のパフォーマンスが向上します。基本的にロールプレイは1対1で行うため、仕事への向き合い方や話の展開方法、ニーズを引きだす質問の仕方など、いろいろなことを聞ける機会にもなっていました。知らないことを分かりやすく、わたしの目線で説明してくれるのが嬉しかったですね。

仕事中の風景@名古屋営業所

───入社半年後からエリア担当として営業をスタートしました。当時を振り返っていかがですか。
がらりと仕事に対する向き合い方が変わりました。研修期間は営業のプレ経験をしているという感覚で、営業同行している時も先輩のお客様という認識でした。しかしエリア担当になってからは自分のお客様という気持ちが芽生えて、何とか貢献したいという気持ちが強まりました。自分の成長が提案の質に直結するので、当事者意識をもって仕事に向き合うようになりました。

───三井さんは相談や質問の量が圧倒的に多かったと思います。何かきっかけがあったのですか?
入社当初、相談や質問をすることは先輩の時間を奪ってしまうので、申し訳ないと思っていました。思い切って配属先の先輩に相談してみると1年目の私に時間を惜しまず接してくれて「気軽に相談していいんだ!」とメンタル面で変化がありました。また毎月、振り返りのため人事面談があるのですが、わたしのために時間を延長して相談を聞いてくれました。メールのテンプレートや過去の提案事例の共有もしてくれて「1年目の自分にこんなに時間を割いてくれるのか!」と驚きました。そういう経験があって、遠慮せずにむしろ積極的に相談や質問をした方が最短で成長できると思うようになりました。そこから、貪欲に自分で情報を取りに行く癖がつきました。

3.仕事のこだわり

───2年目の上期に最年少で業績ランキング1位を受賞された三井さんの仕事のこだわりは何ですか。

正直2年目の上期に1位を取れるとは思いもしませんでした。というのも「わからないことがわからない。とりあえずがむしゃらに頑張る。」そんな1年目を過ごしていたからです。ある日、先輩から「視野が狭くて思考が固い。まずは全体をみて柔軟に対応することを心がけてみてください。」「仕事をRPGゲームのように考えてみてはどうか。」とアドバイスを受けました。その言葉がしっくりきて、成長して物語を進めていくRPGの主人公ように今必要なことを把握して「できることを増やす」「できることを強化する」この2点にこだわりをもって進めていこうと思いました。

まずは営業全体のプロセスをみて、どこが課題か把握するようにしました。そして、できることを増やすため、課題に対してインプットとアウトプットの回数を増やす。振り返って次のアクションを修正する。この一連のプロセスを継続することにこだわりました。その結果、徐々に成功体験の手札が増えていき、再現性を高めることができました。
また営業ではお客様の現場で現物を見ることにこだわりました。そうするとことで、お客様と同じ目線になって最適解を見つけることができるようになりました。お客様に満足いただけた結果、好循環が生まれ、リピートにつながったり、他のご担当者様を紹介してくださったりしました。まだまだ未熟で、このこだわりだけで正直どこまでできるのかはわかっていません。でもまた1位という結果をだせるように頑張りたいです。

───今後も活躍を期待しています!結果がでるまで大変なことも多いと思います。その点はいかがですか。
営業職全般に言えることですが、結果が数字で見える分かりやすい世界なので、数字が悪い時は落ち込むこともあります。結果をだすためにはそれ相応のアクションが必要なので、泥臭くて大変なことも多いです。おそらく営業に聞いたら全員がそう言うと思います。(笑)それでも結果がでたら面白くなってきますし、目標に到達した時の達成感は格別です。狙い通りの結果がでた時は嬉しいですし、チームへ貢献していると実感できます。
「結果がでる前に諦めないこと。」それが営業を楽しむコツではないかと思います。

───3年目でパーソナルコーチ(育成担当)をしているとお伺いしました。育成に携わってみていかがですか。
正直言うと、育成ってこんなにも難しいものなのかと思いました。どういう性格で仕事にどう向き合っているか理解したうえで、その人にあった育成方針を考えて指導する。それが重要だと痛感しました。今も試行錯誤している段階ですが、後輩と話し合った後に「たくさん向き合ってくれてありがとうございます」と言われたり、彼が成長していく姿を見たりするのは素直に嬉しいです。

───マネジメントの本質をよく理解されていると思いました。そう思うきっかけは何かあったのですか。
初めて後輩の目標設定をした時のことです。経験を積むためによかれと思ってわたしの基準で目標を設定したのですが、どこか納得していない様子でした。当時を振り返ると後輩の意見や考えを聞いていなかったなと反省しました。その反省を活かして、今ではコミュニケーションを密に取ることを大事にしています。彼が今、どう思っているか、どうしたいかを確認するようにしています。

4.1日のスケジュールや休日

───少しずつマネジメントのスキルも身に付いてきていますね!仕事について教えていただきありがとうございました。ここからは平日や休日の過ごし方についてお伺いします。まずは平日の1日の流れを教えてください。

毎日8:00頃に出社するようにしています。帰宅時間はその日の仕事量にもよるので何とも言えないですが、平均すると20:00頃に退勤しています。最近は仕事終わりに後輩や先輩とジムに行くことが多いです。ストイックな先輩や後輩、同期が多いですが、たまには一緒にラーメンを食べたり、飲みに行ったりすることもあります。
営業で外出する時は1日に5、6件打ち合わせを入れるので帰宅時間が遅くなることもあります。パソコンを利用できるのが21:00までなので、それ以降は営業所から誰もいなくなります。

───年間休日125日以上、連休も長いのがアピステの特徴ですが、休日はどう過ごしていますか。

春と秋はバイクや登山、冬はスノーボードなど、休日は好きなことをとことんやっています。

高鷲スノーパーク(Volcomが好きだそうです)
会社の後輩とツーリング

最近は登山に熱中していてます。先日、三重県と滋賀県の県境にある御池岳に行きました。登山グッズも充実してきています。

ボタンブチで記念撮影

昨年は夏休みの9連休を活用して3泊4日で沖縄にいってきました。来年の長期連休はスイス旅行を計画しています。休日は自分の好きなことに熱中している人が多いのではないでしょうか。

───さいごにアピステの選考に参加いただいている学生の方にメッセージをお願いします。
就職活動で最良の選択をするためには、自分をよく知ることが必要ではないでしょうか。だから就職活動で自己分析や自己理解が重要だと言われているのだと思います。
わたしの就職活動を振り返ると自分がどういう性格で、これからどうなりたいかを問い続け、自分の方向性にあっている会社を選ぶことを心がけていました。だから今の仕事は心から面白いと思えますし、自分と会社の価値観が合っているので続けることができています。
どうなりたいか決まっている人は前に進めます。でも考えても答えがでない人もいると思います。そんな人にとってもアピステはよりいい未来に連れて行ってくれる。そんな場所になると思います。
ビジネスの最終的なゴールは他者にいい影響を与えること。それが付加価値になります。ビジネスの根源である「付加価値」を生みだす仕組みそのものが学べる環境がアピステにはあると思います。

◇編集部
インタビューは以上になります。ご協力をいただきましてありがとうございました。
三井さんは新卒採用のコンセプト動画にも出演いただいています。アピステの雰囲気が掴める動画になっているので、是非ご覧ください。


【編集部の後記】
インタビューの後、お礼もかねて3年目の三井さんと1年目社員4名と一緒にご飯を食べにいきました。後輩に慕われている三井さんの姿をみて「頼もしいなあ」としみじみ眺めていました。仕事やプライベートの話は尽きることなく、19:00からスタートして気づいたら22:30頃に・・・。慌てて新幹線に乗って大阪に帰りました。3年目までにどういう心境の変化があり、どうステップアップしていくのか、少しでも伝わる記事になっていましたら嬉しく思います!