公募の結果発表について思うこと
※個人的な考えをべらべらと喋っています。
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公募には信頼というものが大切だと考えています。
公募主催者と応募者の間に、信頼というものがあってこそ成り立っているはずなのです。
主催側からすると「出した作品が盗作ではないか」「プロフィールに虚偽はないか」ミスリードや勘違いのパターンもありますが「文字数などの要項が守られているか」もあると思います。主催側が受賞作の確認をするのも必要だけれど、まずは応募者自身が要項を守っているという前提で審査を進めているはずです。
応募者からしたら「主催している会社や個人が信用できるか」「提示された賞典はもらえるか・履行されるか」「作品を大切に扱ってくれるか」「受賞後にも活躍できるか、チャンスはあるか」なども踏まえて応募する公募を決めることが多いのでは。(書いてみたい、楽しみたい、賞金がほしい、経験を積みたいなど気軽な気持ちで応募することもあるけれど、それは努力せず作品を作っている・作品の扱いがどうなってもかまわないということではない)
総じて、公募要項ページに書かれていることはお互いにとっての約束です。
守られていることが前提で主催者は作品を審査し、応募者は時間をかけて作品を創っていく。
自分は公募関連のブログをしていることもあり、その兼ね合いで結果発表をチェックしていることも多いです。そのなかで、最近思うのは「結果発表が遅れることをなんとも思っていないような主催者が多々存在する」ということです。
もちろん、予想より応募数が多かったり、トラブルなどがあったとして選考が予定通りに進まないことはあります。そのこと自体は全然いいと思います。主催者はお金をかけて公募を開催しているわけだし、たいていの公募は無料で応募することができるので。
なので、結果発表が遅れる場合は、遅れることが判明した時点でアナウンスしたり、要項を記したページに追記すればいいと思うんです。
自分の知る限り、応募者は本当に健気な人が多い。まっすぐ公募に取り組んで、結果発表の数週間前から、その日をドキドキしながら待っている。そんな方もいます。そんななか、アナウンスもないまま結果発表が伸びていくことはかなりのストレスなのではないでしょうか。
SNSをしている主催者の場合「その宣伝をポストする前に、一言でもアナウンスしてあげたらいいのに」と思うことも少なくありません。というか、結果発表が常習的に遅れているところならあえて結果発表日を書かなくていいのに、とまで私は思ってます。
実際結果発表日を書かない公募も多数あるわけで。なんでわざわざ守れない約束を書くんだろう?? 守れなさそうなら書かない方がマシです。
結果発表日に結果発表が遅れたことを謝罪しているところはまだ良いほうで「お待たせしました!」だけなところもあります。
気にしない人も多いだろうけど、「それってどうなの?」と心の狭い自分は考えちゃうんですよね。大事な作品を預けた会社が、最初の約束にさえ不誠実に対応している……と思っちゃいます。
先ほど書きましたが、要項ページは主催者と応募者にとっての約束みたいなものです。
結果発表日に合わせて公募のスケジュールを立てている方だっています。
(ここで落ちたら改稿して〇〇に出せる、など)
なので、そんなことを何度もされたら信頼がなくなります。
公募を人に紹介するときに、信頼度★☆☆☆☆と注意書きしたくなる程度には。(色々な考え方があるし、その公募で成功する人もいる。そのチャンスは奪いたくないのでそんな野暮なことはしないですが)
作品にも、そして作家にも、ある程度の敬意はもってほしいです。
繰り返しになりますが、公募はお互いの信頼のうえで成り立っている部分が多いです。もちろん、応募者も主催者に敬意をもつべきです。お互いに敬意をもつことで、長く続いていける公募になっていくのではないでしょうか。
一度信頼を失えば応募をすることはなくなります。
応募する人が減れば公募は消滅していきます。
できる限り要項のページは守る、不測の事態があったら伝えていくということを大切にしてほしいです。
そんなことを今朝考えてました。おわり。
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