カエルは苦手だけど、コポタロウは好きだ。
雑貨屋さんで、カエルの置物を見たことがありませんか?
アマガエルのようなたたずまい。
だけどポーズが人間らしくってなんともかわいい。
触ってみると植木鉢のような質感で、ぬくもりを感じます。
私はカエルが苦手なんですが(理由は後述)、この雰囲気がどうしても気になり、ひとつ買ってみることにしました。
その結果、今はこれだけの数のカエルが家にいます。
数えてみたら50匹以上いました。
なんだか並べると怖い。カエルではなく、自分の財布の緩さに。
カエルが苦手
信じられないかもしれませんが、私はカエルが苦手です。
以前まではカエルの写真や映像を見るだけでも「ひぇっ」と鳥肌が立つほどでした。
(関係ありませんがショート動画ってそういう苦手なものを急に見せつけてくる感じが多いので苦手です)
もともと私はド田舎かつ湖の近くに住んでいたこともあって、カエルがめちゃくちゃ多い環境で育ちました。田んぼからは大量のアマガエル、湖から出現するウシガエル、ときどきおまけにヒキガエル。梅雨~夏場なんてポケモンで草むらを歩いているレベルでカエルとエンカウントしてました。
道路ではウシガエルの轢死体も多く、グロテスクなものが苦手な私がカエル自体を苦手になるのも自然な流れだったと思います。
極めつけに、近所の子どもがどっきりでクッキー缶にウシガエルを詰めたものを私にプレゼントしてくれたことがあり、本当に無理になりました。
そんなわけで、カエルから距離を置いた生活を過ごしていました。
だけど、コポーシリーズのカエルはなぜか平気。むしろ愛しい。説明できない魅力があるとしか言えません。
ちなみに、このコポーシリーズのキャラクターには名前もあるのです。
男の子?のカエルのコポタロウ。
女の子?のカエルのコポミ。
そして、クマ。
この名前のゆるゆるっぽさも好きです。
クマはしょっちゅうコポタロウと一緒にコスプレしています。
調べてみると、職人さんが手作業で作成・着色などをしているそうです。
そのぬくもりを感じる作成方法、リアルなアマガエルっぽいけどゆるさを感じるポーズやコンセプトが、カエルが苦手な私でも愛しく思えてしまう秘密かもしれません。
正直、今でもウシガエルやイボイボした感じのカエルは苦手ですが、アマガエルは「かわいっ」と感じるようになりました。
皮膚に毒があるそうですし、触ったりはしませんけどね。
コポーシリーズの罠
コポタロウたちは手作業で作られています。
そのためか、同じシリーズのコポーでもひとつひとつ個体差があり、雰囲気が違うこともあります。その部分がコポーシリーズの怖いところであります。
なぜなら、雑貨屋さんで見かけたときに「この子(カエル)の雰囲気……いい!!」みたいな探し方・出会い方をしてしまうからです。特に口元に違いがある気がします。
それにくわえて、コポーシリーズば異常な早さで新作や季節限定商品が出ており、めまぐるしくラインナップが変わります。
コポー公式Instagramを見たら、多少その感覚もわかると思います。
毎年季節に合わせて新作は出ますし、なんか急に毒カエルシリーズとか出てたりします。コンプリートとか、マジで無理です。してるマニアの人いたら教えてほしいくらいです。
なにが言いたいかと言うと、ハマると永遠にグッズを集め続けることが可能な体制になっているんです。
もし、コポーをお迎えしたくなっていたら、気をつけてください。
注意しないと、深い深いコポー沼に引きずり込まれます。カエルが苦手な私が50体以上集めてしまったんです。間違いありません。
普段の使い方
ぶっちゃけ、いくら集めても全部使うことはできません。
(ただの置物なので使用用途は飾るしかないけれど)
ちいちゃいものですが割れ物なので、雑に並べておくものどうかと思いますしね。うちには猫がいるんですが飲み込んだら大変だし、掃除も手間です。
なので、私は特にお気に入りのコポー数匹以外は、季節や気分に合わせて出し入れしています。梅雨には梅雨っぽいもの。正月には正月らしいものを。
「そろそろあのコポタロウを玄関に出そう……」みたいなノリが一年を通してあります。毎月クリスマスリースの準備してるみたいで正直だるいです。だるいけどやめられません。だってかわいいから。
今回は、このnoteを書くためにわざわざ全部のコポタロウたちを出したのです。
そして並べてる際中に落としてしまい、看板部分が折れました。泣きたい。
接着剤で修理しないと…。折れたのが首じゃなくて良かったです。
最後に、気に入ってるコポーを紹介します。
特に気に入ってるコポーの紹介
王冠つきのキングコポタロウ。
コポタロウにはリアルなアマガエル系、コスプレ系、季節を感じる系などバリエーションがありますが、これはとにかくでかいです。
質感はすべすべ。一軍コポタロウで、めちゃんこかわいいっす。
懐中時計+珍しい茶色コポタロウ。
アンティークシリーズと呼ばれるものです。
雰囲気が良くておしゃれ。
青い鳥に乗ったコポタロウです。
「ツイッターみたい~!」とか言いながら買ったのですが、すぐにXになってロゴも変わった。
こけし。コポタロウとコポミがこけしに。なぜ。
すごい不安定で、少しでも揺れたら倒れています。
そこが愛しい。
木です。広葉樹です。
コポーシリーズだとわかる人はまずいないと思います。
今後のお迎えについて
なんだかんだ言いながら、今後もビビッと来たものはお迎えしてしまう気がしています。理由はシンプルで、かわいいから。
辛いときでもゆるくてかわいいものがそばにあると、少しだけ心が回復します。
みなさんも、雑貨屋さんでコポタロウたちを見つけたら、ぜひ眺めて、触って、確かめてみてください。それぞれの味があって、愛着がわいてきますよ。