ブログで家が特定された話
自己紹介で、以前アメブロの公式ブロガーをやっていた話を書きました。
ジャンルは子育てブログ。
子供の名前は仮名。
住んでいる場所は、○○県の西。
プレスのお仕事は、公開日が決まっていますが、それ以外の家族で行ったお祭りやイベント、保育園の行事や買い物まで、必ず日にちを変えてブログをアップしていました。
子供を守ることは親の義務
日にちを明かさないこと。
子供の写真や名前は出さないこと。
近所の公園等の写真はアップしないこと。
すべては、子供を守るため。
子育てブログで有名になればなるほど、私や子供に会いたがる人が増える。
私は、一般人で子供も普通に生活をしています。
極力周りに、自分の正体がバレないよう、ごく一部の信用出来る友人以外には夫にさえもブログの存在を伝えていませんでした。
突然のDM
子供の姿は写さない。日にちをずらす。危機管理を徹底していたつもりですが、ある日突然メッセージが届きました。
「昨日、お家の前の公園で、子供さん遊んでいましたね。ブランコに乗っていたので声を掛けようかと思いましたがやめました。」
背筋が凍りました。
当時、家の前に公園があり仕事から帰った私は、晩御飯を作る間、子供たちを公園で遊ばせていました。窓を開けると遊んでいる様子が分かるので子供たちだけで遊ばせていたんです。
おそらく、メッセージをくれた方は、悪気はなかったんだと思います。
聞くと「ブログの大ファンでブログを何度も読んでいるうちに同じ地域に住んでいると確信して、どこかに私や子供たちがいると思ってずっと探していた」そうです。
また、別の日。
とある方のお通夜に行きました。
子供を預けることが出来なくて、連れて行ったお通夜。
しばらく経って、故人との思い出を書いたら、メッセージで「あの場所にいた者です。お子さんいましたね。」故人との思い出についても、貴方が語るのは違うと…。
私なりの言葉で故人との思い出を書いたのですが、その方とは考えが違っていたようで…。
私は相手の方が見えない。
相手は、私も子供たちも家も知っている。
この状況は、とても不気味で恐怖でした。
これが変な人だったら…と思ったら、怖くなってブログを閉鎖しました。
有名に、なんてならなくていい。
子供たちを守りたい。
子供を危険に晒すのも、守るのも私なんだ。
そう思うと、何の躊躇いも無く公式ブロガーを辞めることが出来ました。