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神隠し

Twitterの鍵垢にツイートした、独り言集。

足が進むままに
気の向くままに
どこまでも遠く歩いていけばいい
疲れたら休んで
道端に咲く花を綺麗だと
微笑んだらいい
それで宙を舞わなくて住むのなら
遠い遠い旅の代わりになるのなら
どこまでも徒歩の旅に付き合う
待つんじゃなくて一緒に行こう
申し訳なさが勝って
ここにいられるだろうから

ぼろぼろぼろって
崩れ落ちるんだわ
きっといつか消えてなくなるの
ひとりぼっちになって
静かに泉のほとりで
小鳥と一緒に音を奏で最期
指先は水面を踊らせ
足先は水中を狂わせる
そうしてズブズブと
いつもと比べたら全然よって
また笑うんでしょう
静かに消えてなくなる
その時まで

川の流れに一筋の光
胡蝶蘭が咲いた時、夕立が
降り注ぐ雨を集めて
いつかできた宝石の山に
埋まったトパーズは
いつしか波に飲まれて
足元に届いたとき
初めて月の光を見る

無理せずあなたの進みたい道を進んで、好きなことにたくさん挑戦して、いつかゴールを作って「頑張った」って言えますように。
あなたに一緒に歩む仲間がいてよかったです。


明日が来るから生きなくちゃって
それでもいい
明日が悪い。全て明日のせい。
そう思って寝ると
少しだけ楽になる気がする

何かに影響されて、何かに傷ついて、何かに悲しんでいるのに、その原因を忘れてしまう。傷だけが残ってる。どうして?忘却に逆らえない私は醜い。

いつでも私がそばにいる
なんてそんな言葉は嘘だ
心の叫び声なんて届かない
負の感情も泣くまでは
隠し通せてしまうだろう
誰にも分からないのに
誰かにわかって欲しい
そういう日がある

窓から見えた桜の木
自然のカレンダーが
知らせる卒業の合図
長いセーラー服の袖は
残された時間(とき)と同じで
短くなっていく

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やっぱり、暗い気分の時は思ってることがするするって言葉になる。
写真を撮りに、カメラを持って歩いて倒れるまで旅をしたいし、小さな森にギターを持って誰にも聞かれずに歌を歌いたい。
海のテトラポットに腰をかけて、日が昇って沈むまで無心になって眺めたい。
洗濯機がぐるぐる回るのを乾燥まで一通り見て、水槽の魚が泳いでる姿を眺めて、お鍋のグツグツ言う音を聞いて、蛙の鳴く田舎の田んぼの音を聞いて、気が済んだら寝るの。
死にたくない。でも生きたくもない。かもしれない。でも生きたい。でも消えたい。でも休めない。そうやって結局生きてる。

痩せて可愛くなって、白いマフラーに小さい顔を埋めたいし、細い脚でミニスカ履きたい。
インスタで難なく自撮りあげられるくらい綺麗になりたいし、クラスのみんなが憧れちゃうくらい努力家でかわいい女の子でありたい。
もっともっとみんなのためになる自分磨きの情報をツイートしたいし、もっと可愛くてオシャレな写真を撮りたい。
知的な賢い女の子になって、誰にも何も言われないくらい圧倒的な1番になりたい。
でも1番は嫌い。1番は誰かを下にさせないといけない。みんな1番は1番じゃない。
って、結局何も出来てない。
それなのに生きてる。

善人ばかり苦しんで、悪人だけが生き残る。
だから神隠しにあいたい。
千と千尋の神隠しみたいに、私からしたら変わった生き物ばかりでもいい。上手くいかなくても、何も出来なくてもいい。ただ、ブスとか馬鹿とかキモイとかそういう言葉がなければいい。直接言われた覚えはないけど、私が私にそういう言葉を投げるから。

だから、神隠しにあいたい。

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