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強く長ければ良いというものではない
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強く長ければ良いというものではない、とはなんのことでしょうか?
もちろんスポーツのことです。
例えば走ったり、跳んだりする時に脚はどう動いているか?
斜め後ろか、真下に地面を押していますよね?
この動きにより、地面に力が加わり、その反力が返ってきて跳んだり走ったりの動作が可能になります。
そして、これらの動作は見た目的には脚が伸び切るまで地面に触れているように見えます。
そうするとどう考えるでしょうか?
「速く走ったり、高く跳んだりするのにはなるべく長い時間地面に力を加えればいいんだ!」
このような思考が浮かんでもおかしくありません。
でも実際はどうでしょう?
実際に力が加わっている時間やその力の大きさを計測すると「そんなに長い時間力が加わっていない」という結果がでます。
見た目的にはそう見えても、です。
脚が伸びきっているのは結果です。
力はもっと速いタイミングで出切っています。
速く出切っているいるんだけど、大きい力は出る必要がある。
言い換えれば、短い時間で大きい力を出す必要がある。
ここから言えることは
スプリントでは足部が地面についている時間は短い方がいい
ジャンプでは足部が速く地面から離れた方がいい
それぞれ実際にスプリント能力、ジャンプ力と相関があります。
なので、コートやフィールドでこれらのトレーニングをする時は上記の能力を上げる内容をやっていくといいのではないかと思います。
もちろん、そもそもの出せる力を増やすためのウェイトトレーニングはマストです。
それと並行して、スプリントトレーニング、ジャンプトレーニングをやるなら接地時間、離地時間を短くできるような要素を組み込んだ内容でトレーニングをやるとよろしいかと。
今、中学生にはコート上でのトレーニングを指導していますが、これらも要素はかなり強調して伝えています。
スプリント、ジャンプがそれぞれ伸びればそれだけでも競技パフォーマンスの向上率は高くなりますからね。
バスケなら
・ドライブが速くなる
・速攻で先陣を切れる
・リバウンドが多く取れるようになる
・打点が高いジャンプシュートが打てるようになる
・ダンクができるようになる
などたくさんメリットがありますね。
ぜひ、参考にしてください!
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