神戸で2日間セミナーを受講してきました。
こんにちは!
ストレングス&コンディショニングコーチでありムーブメントコーチの山越です!
お盆は台風の影響がすごかったですね。
公共交通機関も止まりまくりです。(今日もまだ止まってた)
なんでも、自転車レベルのスピードで進行しているそうで、台風の影響がなくなるまで結構時間がかかったみたいですね。
みなさん、大丈夫でしたか?
さて、私はこのお盆期間にセミナーを受けてきました。
講師はトレーナー界のカリスマの代名詞こと杉山幹トレーナー。
最近はこの方より多く学ばせていただいています。
セミナー所感
会場に入場早々、ジムのオーナーにボケをかまされ、関西の洗礼を浴びました(笑)
9割関西以西の方たちだったので、関西や四国のイントネーションでの言葉がスタンダード、講師の幹さん含め、関東の僕たちがイレギュラーでした。
新鮮でしたけどね。
今回は下肢へのマニュアルアプローチ、ティシューマニュピレーション、そしてエクササイズアプローチでした。
過去に学んだことのある内容もありましたが、そこはさすが幹さん。二日間だったら二日間でやれる内容にしてあるし、アップデートもしっかりされている。
オンラインサロンのスギヤマカンラボやPerformance Lab GOAT、合宿感満載のカンラボCAMPのstage1,2と杉山幹をコンプリートしている僕ですら新たな学びがたくさんありました。
神戸まで行って良かった!
マニュアルアプローチとは?
ここで教わるマニュアル(=徒手による)アプローチとは
①Ⅰb抑制→筋の張力探知機であるゴルジ腱器官に刺激を加えることにより、対象の筋の緊張を抑制する方法
②Ⅰa抑制→対象となる筋の拮抗筋の収縮を入れることで、対象の筋の緊張を抑制する方法
③反回抑制→対象となる筋の最大収縮を繰り返すことで、対象の筋の緊張を抑制する方法
筋肉は使いすぎや使わなすぎにより、緊張(=痙攣みたいなもの)してしまいます。こうなってしまうと、普段持っている能力を発揮することができず動きに不具合が生じてしまします。(例:背筋群の緊張により、身体をのけ反らせることがしにくくなる)
そのような状態の筋に、上記のいづれかのアプローチをすることで、筋の機能がある程度正常に戻るため、身体が動かしやすくなります。
注意すべきは、本来の自分の身体の状態に戻るだけ。本来の自分の身体以上に関節可動域が広がったり、発揮できる力が上がったりすることはありません。そこはまた別でトレーニングが必要です。
とりあえず、
「筋肉の状態を元に戻す」
これがマニュアルアプローチです。
ティシューマニュピレーションとは?
ティシュー=組織、マニュピレーション=操作
ここでいう組織とは筋肉、腱、靭帯、関節包など様々。
これらの組織を他動的に動かすことによって組織間の動きを良くして、筋肉や関節の本来の動きを取り戻していくものです。
上述した、マニュアルアプローチでは取りきれない関節や筋の動きの悪さがあるときに奥の手的に使用できます。
なぜそれらのアプローチをやるか?
なぜ上述したようなアプローチをやるか?
それは、関節可動域を取り戻した状態で運動した方が身体が無理なく動かせるため、安全かつ効率的に鍛えることができるからです。
そして、身体は一度良いコンディションを理解すると、不調が起きた時にもその良いコンディションに戻りやすいからです。
身体、というか脳は基本的に楽を選択するようにできています。
無駄な緊張がなく、動かしやすい状態を覚えてしまえばそれがスタンダードになるため、自分のコンディションがいいか悪いかの把握がしやすくなります。この、基準点があることってすごく重要なことだと思います。
トレーナーや治療家は基本的にクライアントに悪い状態になってほしくない、もしくは再発しないでほしいと思っているはずです。
なので、悪い状態に身体が向かっていっているのを自分が理解するためにも、良い状態を作って、知っておくというのはとても重要なことです。
簡潔にまとめると
マニュアルアプローチ、ティシューマニュピレーションで筋や関節のコンディショニングをする
→その状態でエクササイズを行い身体を鍛えることで良いコンディション・パフォーマンスを維持・向上させる
そしてこれらを学べるのが杉山幹トレーナーのセミナーなのです。
実際にアプローチをモデルで受けたり、パートナーに行ってもらったりすると本当にその対象の部位の動きが軽くなるのです。(Ⅰb抑制の感覚のビフォアアフターはまずでびびる)
その状態で動いたらそりゃいつもより良いパフォーマンス出るよね、ってことです。
トレーナーや治療家として、新たな武器が武器がほしいという方は受けることをぜひお勧めします。
チートデイズin神戸 写真集
神戸にいる間は断糖を一切やめ、3日間チートデイでした。
ではまた!
過去セミナー ダイジェスト&購入
↓↓↓↓↓
「スプリントのスタート」
「減速・ストップ」
「一流の横の動き」
「当たり負けしない身体の使い方」
「方向転換&切り返し」
「ジャンプトレーニング」
「基本姿勢からの動き出し」
ムーブメントトレーニングセミナー山越塾day1「スプリント」
ムーブメントトレーニングセミナー山越塾day2「横方向の加速・減速」
ムーブメントトレーニングセミナー山越塾day3「多方向への減速」