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生成AI時代こそ哲学を勉強しよう。
皆さんこんにちは。
哲学思想の講義×コーチングで、「努力しなくても感謝される仕事」を実現できるようになるプログラム『キャリア哲学スクール』を運営しているたつろーです。
タイトルにもある通り
「生成AI時代こそ哲学を勉強しよう。」
というテーマで話していきます。
ええ。思いっきりポジショントークです(笑)
だけど心から本気で思っています。
是非最後まで読んでください。
前提: AI時代に「AIでなくならない仕事」は存在しない
AIの進化により、多くの仕事が自動化されつつあります。
これまで「AIには無理」と言われていたクリエイティブ職や専門職も、AIが驚くべきスピードでこなせるようになっています。
例えば、
✔︎ デザイン → 画像生成AI (Midjourney, Stable Diffusion)
✔︎ ライティング → 文章生成AI (ChatGPT, Claude)
✔︎ プログラミング → コード補助AI (Copilot)
✔︎ 医療診断 → AI診断モデル (IBM Watson)
「人間にしかできない」と思われていた分野も、AIが驚異的なスピードで対応できるようになっています。
すなわち、「AIにできない仕事」は、もう存在しないのかもしれません。
すべての仕事がAIによって淘汰される可能性がある
たとえ今は「自分の仕事は大丈夫」と思っていても、技術革新のスピードを考えると、安泰とは言えません。
事務職はもちろんのこと、医師や弁護士、アーティストまでもが、AIのサポートを受けながら働く未来が見えています。
「自分の仕事はAIに代替されない」と考えるのは、もはや楽観的すぎると言えるでしょう。
では、どんな仕事がAI時代でも生き残れるのか?
結論から言うと、
「問いをもって仕事をすること」こそが、AI時代に求められる能力です。
なぜなら、AIは「答え」を出すことはできても、「問い」を生み出すことはできない からです。
現在の生成AIは、すでにある情報を学習し、それに基づいて「最適解」を提示します。
しかし、そもそも「何を問うべきか」、「どのような解を探求するべきか」という根本的な視点は、AIには持てません。
つまり、AI時代に最も大事なことは「問い」をもつこと
問いをもてる人間だけが、AIと共存しながら価値を生み出せる時代になります。
例えば、AIに記事を書かせることはできますが、
「そもそもどんなテーマの記事を書くべきか?」を決めるのは人間の役割です。
※この記事も、テーマと構成だけ僕で決めて、後はAIがメインで書いてくれています。
✔︎ どんな課題を解決すべきか?
✔︎ 何が今の社会にとって本当に重要な問いなのか?
✔︎ AIには導けない、人間ならではの視点とは何か?
これらの問いを持てる人こそが、AI時代の勝者となるでしょう。
なぜなら、AIは自分から「問い」をもつことができない
AIは「〇〇について教えて」と聞けば膨大な情報を返してくれます。
しかし、「そもそも何を問うべきか?」は、AIに聞いても答えられません。
これは哲学の世界で言えば、
「知識と知恵の違い」 に近いものがあります。
ソクラテスは「無知の知」を説きましたが、これは「自分が何を知らないのかを知ることが、本当の知性である」という考え方です。
AIは「何が分からないか?」すら分かりません。
だからこそ、人間が「問い」を持ち続けることが重要なのです。
「問い」をもつ=好奇心は、人間にしかできない特権
AIは、情報を処理し、論理的な結論を出すことはできますが、
「これは面白い!」とワクワクしたり、「もっと知りたい!」と好奇心を燃やすことはありません。
この好奇心こそが、AI時代において人間が持つ最大の武器となります。
しかし、好奇心は意識しないと鈍ってしまいます。
では、好奇心を持ち続けるために必要なものとは何でしょうか?
哲学を学ぶことがAI時代に最も重要な理由
アリストテレスは「哲学は驚きから始まる」と述べました。
📖 「人間はみな、生まれつき知ることを欲する」
📖 「哲学は驚きから始まる」
(アリストテレス『形而上学』)
驚きとは、これまで常識だと思っていたことが覆されたときに生まれます。
つまり、「え? そうなの?」「なぜそうなるの?」と、探究心が刺激される瞬間こそが、哲学の出発点なのです。
哲学を学ぶことで、私たちは「当たり前だと思っていたことが、実は当たり前ではなかった」と気づく機会を増やせます。
この驚きを積み重ねることで、より多くの「問い」を持つ力が鍛えられるのです。
だからこそ、哲学を学ぶことこそが、AI時代に1番大事だ
哲学を学べば、驚きが生まれる。
驚きが生まれれば、好奇心が刺激される。
好奇心が刺激されれば、新しい「問い」を持てる。
そして「問い」を持てる人こそが、AI時代に価値を生み出せる。
けど、これで終わりじゃない。
しかし、ただ哲学を学んで驚いただけでは足りない
驚いて終わりではなく、
「なぜ自分は驚いたのか?」を深掘りすることが重要です。
✔︎ その驚きには、どんな価値観が眠っているのか?
✔︎ 何が自分の常識を揺るがしたのか?
✔︎ その驚きから、どんな「問い」が生まれるのか?
これを理解することで、
自分の好奇心の根っこにあるものが分かり、さらに「問い」を持てるようになります。
だから、哲学を学ぶ × 「なぜ驚いたのか?」を分析することが大事
これこそが、AI時代に生き残るための思考法 だ。
そして、この「哲学を学ぶ × 驚きの原因分析」を実践しているのが、僕が運営している『キャリア哲学スクール』です。
キャリア哲学スクールは、
・哲学者の思想講義+コーチングを3ヶ月間行って、あなたが何に驚いて、何に心が動いたのかを徹底的にみつけに行きます。
これを通して、「自分だけの問い」がみつかる仕事を一緒に探していきます。
(これが、努力しなくても感謝される仕事だと思っています)
最後に
ここまで読んでいただきありがとうございます!
ここまで読んでいただいて「面白い!」と思った方、是非1on1しましょう!
キャリア哲学スクールを受ける気はないって方ももちろん大歓迎です。
キャリアについて悩まれていることがあったら聞かせてください。
自分のもてる全てを使い果たして、あなたにとって最高な時間を提供します。
以下フォームからお申し込みいただけますと幸いです!