想像力で世界を救え!
Twitter内で#想像力で世界を救えというハッシュタグを見たことはありませんか?
これはコロナウィルスの影響で世界が混乱の中にあり、何が正しい情報で何が間違った情報なのか判断しづらい状況となりました。そんな中、WHOは新型コロナウイルス感染症(COVID-19)への対策を促進すべく、3月30日(英国・ロンドン時間)にクリエイティブ産業にコンテンツ作成の協力を呼びかけました。
WHOがこのような形でクリエイターたちにメッセージを送ったことはありませんでした。
国連から送られたメッセージは大きく6つのキーメッセージに分かれています。
6つのキーメッセージ
・個人の衛生管理
・身体的距離の確保
・症状の理解
・やさしさの伝染
・迷信への対抗
・更なる行動、寄付を
これらのキーメッセージをクリエイターたちがコンテンツ化し発信していきます。コンテンツとして質の高いものは国連のプラットフォームでも発信され、世界のクリエイター達がコロナウィルスを抑えるためにコンテンツを生み出していきます。
それぞれのキーメッセージにはどんなことが含まれているのか。
個人の衛生管理
1. 手洗い
2. 顔を触る回数の削減
3. 口や鼻などの呼吸器官の衛生管理
4. 外出自粛
個人でできる衛生管理についてまとめられています。どれもよく聞く内容ですね。
#SafeHandsチャレンジあります 。日本でも#想像力で世界を救え#safehandsなどで検索するとたくさんの手洗い動画がヒットします。このYoutubeの手洗い動画は編集がとても凝っていてとても面白い。
身体的距離の確保
咳・くしゃみをしている人と2メートル以上の距離を保ちましょう。せきによる飛沫感染を防ぐために人との距離を空けることが推奨されています。
欧米では挨拶する際は握手やハグをよくすることがありますが、今の状況化ではインドのナマステが代替えの挨拶となっています。アメリカ大統領トランプさんもナマステをやってます。
症状の理解
コロナウイルスに感染した場合の初期症状や取るべき行動についてまとめられています。この中で推奨されているのは症状が出た際には慌てずに、医療機関に電話で症状の報告。医療機関によって最適な医療施設や手順をとれ、コロナウィルスの感染拡大も防ぐことができます。
感染したかも?と思ったらまずは東京福祉保健局のホームページをまず見ることをおすすめします。症状ごとのとるべき行動や相談窓口の電話番号を知ることができます。
やさしさの伝染
第二次世界大戦以降最悪の世界規模の危機を迎え、全人類、特に貧困層や脆弱な立場に置かれている人々が危険な状況に置かれる中、排外主義が政策化し、恐怖心を煽るようなデマが蔓延する今、我々は共にグローバルな団結を強め、やさしさの伝染を広げていきます。
パンデミックをさせないためには人への思いやり、優しさが大事。そして、SDGsとからめた復興への促進が求められています。
迷信への対抗
「恐怖心」と「誤情報」は我々が乗り越えなければならない最も大きな問題のうちの二つです。これらを流行させてはいけません。
WHOテドロス事務局長は「我々の今の最大の敵はウイルスそのものではなく、恐怖心、噂、そしてスティグマ(偏見や差別)である」といっています。日本でもデマにトイレットペーパーが品薄になっています。誤った情報によるパニックもともて怖いものです。
英語ですが世界の誤情報についてまとめられています。
ハンドドライヤーはコロナウイルスの殺害には効果的ではありません。などなどがあります。
更なる行動、寄付を
WHOとスイス銀行によってCOVID-19 連帯対応基金(Solidarity Response Fund)が設立されました。コロナウィルスへの対策の寄付を個人や団体で行うことができます。
寄付はさまざまなものに使用されます。
● ウイルスの広がり方の調査分析
● 患者に必要な治療が行き届くための対策
● 最前線で闘う関係者に必要な物資・情報を届ける
● ワクチン、検査、治療の開発を加速させる
日本では新型コロナウイルス(COVID-19)感染危機に対する正しい情報を発信するプロジェクト『想像力で世界を救え』が発足されました。正しい情報を知ることはとても重要なので注目していきましょう。
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