注文をまちがえる料理店から広がる現在と未来
こんにちは。
休みの今日も4時に起き、モーニングルーティーンをこなしました。
それだけでデキル女になった気でいるほしやです。
今日はnoteからのお題でもある
”私の仕事”について書こうと思います。
私は介護福祉士です。
介護支援専門員の資格もありますが、現在は施設の現場で働いています。
今までにも、老人保健施設、グループホーム、有料老人ホーム、ケアハウス…
一見何が何だか違いも分からないような施設の名前ですが、共通したのは認知症と診断された方のケアに携わってきたことです。
仕事外では『注文をまちがえるCafeRest IN有松実行委員会』
という団体の代表をしています。
私にとってのターニングポイントは、2019年12月。
とある講演会で大元になるこのイベント店を知ったことでした。
今日は少し長くなってしまいますが、
私たちの活動をご存知の方もそうでない方も
最後まで読んでいただけると幸いです。
そもそも私たちの活動、
『注文をまちがえるCafeRest』って何?
っていうところから説明しますね
そこは、認知症と診断された方が
ホールスタッフとして働く料理店です。
もちろん、間違えないように気を付けます
『でも、もしも間違えちゃったらごめんね。』
(´>∀<`)ゝてへ
そんなお店です。
『注文をまちがえる料理店』は2017年、
東京で始まったイベントレストランです。
そのイベントでは、来られたお客様も
働くスタッフも、そこにいるみんなが
”自然と笑顔になっていく”
そんな不思議で優しい空間が話題となり、
たくさんのメディアでも取り上げられました。
注文をまちがえる料理店
【公式】注文をまちがえる料理店認知症の理解促進と「ま、いっか」の気持ちを世界中に広げるために生まれた少し変わった料理店です。
『注文をまちがえるCafeRest IN有松』
私たちもその想いに共感し、
名古屋市緑区絞りの街、有松でイベントレストランを開催すべく、準備を重ねていました。
しかし、その後のコロナ襲来。
さぁ、どうする?と、みんなで何度も話し合いましたが、お年寄りが中心となるイベントのため、誰よりも慎重にならざるをえませんでした。
イベント開催予定だった2020年。
コロナ渦で厳重な世の中になる中、近所の方からこんな声を聞きました。
外食もできない。買い物さえ怖い。
私の娘は東京だし、もう一生会えないかもしれないね。
寂しそうなその方の顔に、何かやらねば!
と再度話し合いを重ねました。
貸切りのお洒落な古民家の中で、おじいちゃんからお孫さん、ひ孫さんまでご家族揃ってゆっくり食事を。お孫さんにはカメラを貸し出したり、ご家族みなさんには揃って記念撮影。
厳重ではありましたが、和やかなそんな『多世代記念撮影会 』を開催しました。
参加者様からは、久しぶりにいっぱい笑えました!と嬉しい嬉しい反響を頂けました。
昨年は、おふたりの講師の方をお招きし、Zoom講演会を開催することになりました。
講師のおひとり、和田行男さんは『注文をまちがえる料理店』の創設者でもあり、市川貴章さんは、実際に岡崎市で認知症と診断された方が働く沖縄そばのお店『ちばる食堂』を運営されてみえます。
介護に関わらず、90人以上の方に聞いていただくことができました。
私もあなたも、大切な人も
誰もが通る『年を重ねていく』という道
きっとこれからも
変化は地球にも人にもやってくる
だからこそ。
実際に介護をされている方も
ご自分の将来に不安がある方もない方も
『人生最期をどう生きたいか?』
を柔軟に考えるキッカケになれたらと思い、活動を続けていけたらと考えています。
注文をまちがえるCafeRestIN有松
開催の際には、是非お越しください。
長文を読んで頂き、ありがとうございました