Rolleiflexは祈らせてくれる
みなさんこんにちは。毎度青山です。
今回は自分の写真に対する所感とそれに伴ったRolleiflexのことを書いていこうと思います。
まず前提としてここで話す"写真についての考え方"は現時点での私の考え方なので明日には変わってるかもしれませんので、ほーんくらいに聞いてください。
私にとっての写真
天才ではない私にとってすれば、素晴らしい世界観を創造してはそれを作品と
することが大の苦手です。
自分の撮った写真で打率が高い傾向にあるのは、目の前に起こる”美しい”
”素晴らしい”を撮らせていただいたものです。
上記の天才たちが作り上げる世界観的写真と私の撮る良い写真は対になっていると感じていて極論この違いが写真における大きな二面性だと考えています。
好みは人それぞれではあると思います。
この二面性の考え方として以下のような例をよく考えています。
サーバー ↔️ レシーバー
能動的 ↔️ 受動的
攻撃的 ↔️ 防御的
願い ↔️ 祈り
この二面性の考え方の中で言うと、私にとっての写真とは”祈り”が近いと考えています。
”願い”はあくまで個人の望みのことであり”祈り”は他人や周りの世界に対する望みといった側面が大きく、現時点で受け身側の写真が好きな私にしっくりくる表現です。
私は「目の前の美しく素晴らしい世界はどうかそのまま美しくあってほしい」という祈りの中で冷凍保存をするかのようにシャッターを切っています。
例として写真家を上げるのであれば、能動的な写真家は奥山由之さんや浅田政志さん、滝本幹也さん等があげられますね。広告写真やフィルムメイカーがメインの方に多い印象です。
受動的な方だと川内倫子さんや、笠井爾示さん、木村伊兵衛などのドキュメント的な写真が多くなる印象です。
貼れるだけリンクを貼ってみたので、時間ある時に参考にしてください。
Rolleiflexというカメラ
Rolleiflexはウエストレベルファインダーですので撮影時は相手に対しお辞儀をする形になります。この一連に自分の写真に対するスタンスとの親和性を感じていて、より一枚にこめる思いも強くなります。
また相手と視線を合わせることなく撮影できる点と、シャッター音が小さい点から撮ったタイミングを悟れずより自然に捉えられるのも魅力です。
また集中して写真を撮る時、私の視野は被写体を中心として円形捉えるため
6x6フォーマット(正方形のファインダー)との相性が良いです。
カメラを選ぶ指標について
昨今のカメラの選び方として目立つのは機能性や身体性を重要視することが多いように感じています。
これは当然のことで何も間違いではありませんが、一つの仕様として自分が普段見ている世界に対する親和性やファインダーの種類、フォーマットについての視点も取り入れてみてはいかがでしょうか?
最後にRolleiflexの写真たちを
最後まで読んでいただき
ありがとうございました!
それではまた🙌
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