SNS活用で個人と個人の物物交換&三者間取引をつくる
1.個人対個人の取引の増加
前から信じていることですが、これからますます個人と個人との物物交換(もちろん無形のものも含めて)。
なぜなら、お互いに面識があり、信頼関係がある個人と個人とであれば、自分が知りたい個別の状況を置いた設定で、いちばん深いかつ不確実性(ゆらぎ)のある情報も伝達しあえるからです。
逆に言えば、信頼関係がないような、あるいは不特定多数の人に対しては不確かな情報は発信できません。発言や情報が文脈なしに一人歩きしてしまうと思わぬリスク招く可能性が高くなるからです。
2.物物交換
物物交換とは何かを相手に提供したときに対価としてお金をもらうことではなく、物や情報・知恵などお金以外を対価とする取引です。
できれば情報・知識を持っている同志でお互いにお金のやりとりなしに、情報や知識を提供し合うということです。
また、交換と書きましたが同時に物と物とを交換するのではなく、自分が何か情報を提供したらすぐになにかの情報等をくださいというのではなく、いつか自分が聴きたいことができたらそのときには教えてくださいねという思いが共有できればいいと考えます。
そう考えてくると、ビジネスとしての取引から仲間とのお喋りに様相は変わってきますが、ある意味それを願っているところもあります。
3.三者間取引
三者間取引とは、価値を提供した相手からは対価をもらわずに別の第三者から対価をもらう取引です。何のことはなく、テレビ番組の放映です。テレビで様々な無償の番組を私たちは視ることができますが、私たちはその視聴に対してお金を支払っておらず、広告を出す企業がお金を支払っているという取引(モデル)です。
youtube、Googleでも基本的には同じことです。
で、それで何が言いたいのかということですが、
私や皆さんがSNSで様々情報や知識を提供しても、直接その投稿を読んだ人たちから対価はもらうことは普通はないでしょう。
ただし、対価が永久的にもらえないかというとそんなことはなく、別の第三者がいつか現れて、その第三者から対価をもらえるのではないかと考えています。
これは自分がSNSで投稿をするときだけでなく、誰かの投稿に対してコメントをつけたとき、そのコメントを読んだ別の方があなたにアクセスするというかたちでもあり得ます。
そのため、自分の投稿に対しての直接のいいね等の見返りは求めすぎることなく、自分はこういった人物で、こうしたことを願って、こうしたことを考えているということをSNSに投稿し続けていくうちに、思わぬところから、いつか、誰かから声を掛けて頂ければいいのではと思っています。
4.まとめとSNS活用
これからは会社という組織が崩れる、あるいは垣根が低くなって、個人と個人が会社という組織を仲介することなく、結びつくことになります。
そこでは情報やスキルをもった人同士が直接に結びつけば最も効果性と効率性が高い物物交換ができます。いわば、バーチャル的なチーム青山ができたのと同じようにになります。
だいぶ長くなりましたが、最後までお読み頂き、ありがとうございます。