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2023年上半期の映画ベスト約10本
まあ読書もやったら映画もやらなくちゃいけないと暑いけど頑張ってみます。読書はこちら。
『あのこと』監督・脚本:オードレイ・ディヴァン
読書ベストでも上げたアニー・エルノー原作の映画です。映画の方がショッキングでしたね。
『対峙』監督フラン・クランツ
演劇からの映画って最近多いですね(以前からあったんだろうけど、最近目立つのは室内劇で臨場感ある作品。)。『ウーマン・トーキング』もそんな作品でした。こういう作品は役者の演技力もあるとは思うのですが、やっぱ監督の視点がいいですよね(脚本家というより原作か?)。
『離ればなれになっても』
イタリア映画好きにはこういう映画はたまらないですね。日本の人情喜劇ものとの共通したものを感じます。今は日本でもこういう映画が少ないのでこういう映画は癒やされる。
『赦し』監督アンシュル・チョウハン
日本映画だけど監督がインド人。主演の女の子が凄まじいのはチラシの写真だけでわかりますね。最近は日本でも多国籍映画が増えてきましたね。
『預言者』(2009/ フランス・イタリア)監督ジャック・オーディアール
フランスの移民ものです。監獄を支配する闇組織というような映画でこういう映画も好きです。
『ザ・ホエール』(2022/ アメリカ)監督ダーレン・アロノフスキー
アメリカ映画ではこれが一番良かったですね。主演のブレンダン・フレイザーの巨体が特殊メイクというのも凄いですね。
『せかいのおきく』(2023/ 日本)監督:阪本順治
日本のメジャー映画だとこれが良かったかな。新しさはないんだけど日本映画の伝統を感じさせました。
『青いカフタンの仕立て屋』(2022/ フランス・モロッコ・ベルギー・デンマーク)監督マリヤム・トゥザニ
ミニ・シアター系映画の傑作というような。やはりフランスの多国籍映画は好きです。
『幻滅』(2022年/フランス)監督:グザヴィエ・ジャノリ
これは原作がバルザックでメディアのスキャンダルの煽り方とか初期の新聞はネットメディアみたいな感じで、驚きました。なかなかの映画だと思います。
『老ナルキソス』(2022/ 日本)監督・脚本:東海林毅
ゲイ映画も最近多いですが、これは一昔前のゲイ映画で興味深い映画でした。
リバイバルとかTVで観たのは除外しましたが、やっぱ映画は映画館で観たいです。ミニシアター系映画館が無くなっていく中で横浜にはまだ残っているので、そんな意味も含めて表紙は「ジャック&ベティー」さんの入り口写真です。