『新興俳句アンソロジー』鴇田智哉「高屋窓秋」。
「降る雪が川の中にもふり昏れぬ」
「川を見ていたのではない。いっさいのものが沈んでゆく『思い』をみていたのだ」
「頭の中で白い夏野となつてゐる」
「蝶の木の蝶の秋風ながれけり」
「蝶ひとつ 人馬は消えて しまひけり」
満洲帰還者。

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