![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/153803146/rectangle_large_type_2_76214b0f6008e9daf8237f848d6b4631.jpeg?width=1200)
シン・俳句レッスン146
旅
旅の俳句はやはり芭蕉だった。ほとんど旅=俳諧なのか?
旅に病んで夢は枯野をかけ廻る 松尾芭蕉
旅に病んで徘徊老人ここはどこ? 宿仮
なおざり。
NHK俳句
今回の「やさしい手」の持ち主は、ケアマネジャーの黒澤麻生子さん。介護を通して感じた高齢者の生きる力や穏やかな死を俳句に詠む。俳句と介護の共通点とは。
虫の季語は鳴き声になる。
虫の声三交替の裏口に
早出、昼勤、夜勤か?交代制ではなかったが夜勤勤務は経験あり。
虫時雨遊具錆びたるニュータウン
「虫時雨」が遊具錆びたるにかかるのか、ニュータウンが引っかかる。かつてニュータウンと呼ばれた場所なのか?老人街になってしまったか。
黒岩徳将の「俳句やろうぜ」は小学生俳人。小学生は他にやることがあるだろうと思うが。俳句が趣味とか、友だちになれないな。
をりとりてはらりとおもきすすきかな 飯田蛇笏
これが好きな俳句とか。音韻がいいとか、ほざくな餓鬼と思ってしまう。誰かの受け売りなのかな?本当にいいと思っていたら末恐ろしい。
メキメキポッさーバナナはぼくの朝ごはん 松尾和希
小学生らしい句で安心した。この音韻は出てこないが。だから何的なただごと俳句のように思える。
<兼題>堀田季何さん「渡り鳥」、西山睦さん「梟」
~9月16日(月) 午後1時 締め切り~
<兼題>木暮陶句郎さん「凩(こがらし)」、高野ムツオさん「眼(め)」
~9月30日(月) 午後1時 締め切り~
第二週はあまり学びがないな。せめて投稿しよう。
正岡子規
『鑑賞現代俳句全集 第1巻』から久保田正文「正岡子規」から十句ぐらいピックアップしていくか?正岡子規は俳句を文学であると明確に位置づけ改革者であった。
門しめに出て聞て居る鮭かな 明治25年
これは象徴俳句なのか?鮭が良くわからない。鮭を持った人なのか?「聞て居る」とは?天気を聞いているのか?写生句ではないな。
乞食の銭よむ音の夜寒哉 明治25年 秋
この頃夜寒の句は多いという。夜寒っていつぐらいなんだろう?冬手前かな。
萬歳や黒き手を出し足を出し 明治26年
日清戦争の従軍の旅の別れのシーンで、従兄弟の藤野古白と喧嘩をしたようである。
夜も更けぬ妻も寝入りぬ門涼し 明治26年 夏
正岡子規は妻がいたことはないのだが、架空の妻の句を詠んでいた。その前年にも「女房のとかくおくれれる田植哉」がある。
立ちつくす写生の絵師や夏木立 明治26年 夏
「写生」という言葉が初めて読み込まれた句。
薪をわるいもうと一人冬籠 明治26年 冬
寒さうに母の寝たまふ蒲団哉 明治26年 冬
子規が母と妹と暮らし始めたのは25年の10月から。親愛と敬愛の表現だというのだが一年以上詠まなかったのは何故?
貞女石に化す悪女海鼠に化すやらん 明治27年 初めの冬
子規は海鼠の句も多いのだ。ゲテモノ趣味か?
現代俳句
俳句第八回 「角川俳句編集長って何?」 ゲスト:角川俳句編集長 石川一郎さん
ウェブ化の問題。横書き。「現代俳句」も縦書きじゃなく横書きだった。でも文体は口語で旧仮名と言っているのが不思議。旧仮名とかウェブでは出しにくい。それでなかなか旧仮名が使えないということもあるが、文語も変換能力の問題があると思う。多分、それはネット環境に依存しすぎているのかもしれないが。旧仮名よりもこれからは英語化なんだと思う。国際的にやろうと思ったら共通言語が必要なわけで、それを日本語でやれるのかというと無理だと思う。文語、旧仮名なんて問題もあるし。やはりこれからは国際化を詠っていくのなら、英語で俳句を作らなければならないだろうと思う。そうしたら、外国人とも句会とか出来て楽しいかなと。HAIKUの句会とかあるんだろうか?そういうのをどんどん紹介してもらいたい。