
よろめきて翼の折れた扇風機
よろめいて扇風機の羽根を折ってしまった。軸がずれたのか使用不可。まだ暑いよな。
折れた羽根の天使の物語を考えている。作品に出来ればいいのだけれど。最初は詩の形にしようと思う。今日にも。
オンライン俳句に投稿。字余りで出来は良くない。
図書館に行って読書。ケツの汗疹のせいで一時間ぐらいで我慢出来なくなる。今日は目も痒かった。花粉症だろうか?全体的に低調。
読書。金石範『火山島 1』あと少しで200p.。2章。李芳根(イ・ハンバン)は監獄で武装蜂起があると知る。その密使を受け持っている南承之(ナム・スンジ)に会いに行く。日本統治時代の知り合いだった。彼に興味を持つ。彼の実家の様子。黒豚を飼っているのだが、人の排便を食わすという。自然のサイクルに南承之(ナム・スンジ)は感動するのだが、豚に急かされているので排便が出なかった。何か意味があるのだろうか?観念的なものと身体的なものの乖離のエピソード?
図書館で『角川 俳句』を返して、バーリン『ハリネズミと狐』を借りた。トルストイ『戦争と平和』論のようだ。『戦争と平和』は実際にナポレオン戦争を体験した軍人たちやロシア哲学者たちには評判がよくない。それはナポレオン戦争が「祖国戦争」と言われ後の独ソ戦を「大祖国戦争」と言うように民族と国家の威信をかけた戦争として神話的に語られるからだ。トルストイは歴史学的に中立な目で「ナポレオン戦争」を描いていた。それは自民族に取っても一致団結した戦いがあったのではないという。
BBC『戦争と平和』ではそのことが描かれれいた。たぶんその以前のソ連版映画では描かれていなかっただろう。それは、ロシアのナロード(民衆)が自ら火を放ったり、またあるものはナポレオン軍に味方をして貴族の圧政に対して革命(農地解放)を期待していた。今月の聴き逃し、「カルチャーラジオ 文学の世界」「戦争と災厄の文学を読む 第二回、民衆(ナロード)神話の解体」がトルストイ『戦争と平和』を語っている。
【聴き逃し】カルチャーラジオ 文学の世界 戦争と災厄の文学を読む 7月14日(木)午後8:30放送 #radiru https://www2.nhk.or.jp/radio/pg/sharer.cgi?p=1929_01_3795321
『日本文学100年の名作 第6巻 1964-1973』から司馬遼太郎『倉敷の旦那』を読んだ。
ドラマBBC『戦争と平和』6話まで。6話で終わりだと思っていたら続きがあった。NHKで放送された時に全6話に編集されたのだった。それを観ていたな。ほとんど忘れていたが。
映画。『母へ捧げる僕たちのアリア』