ジャック爺さん、仲間と語らふ

"Made In Chicago"Jack DeJohnette（Chicago Jazz Festival in 2013/ECM）

Jack DeJohnette – drums, percussion
Muhal Richard Abrams – piano
Larry Gray – double bass, cello
Roscoe Mitchell – sopranino saxophone, soprano saxophone, alto saxophone, flute, recorder
Henry Threadgill – alto saxophone, bass flute

"Chant" (Roscoe Mitchell) – 16:56
"Jack 5" (Muhal Richard Abrams) – 14:53
"This" (Mitchell) – 12:13
"Museum of Time" (Jack DeJohnette) – 13:37
"Leave Don't Go Away" (Henry Threadgill) – 10:19
Announcement – 3:29
"Ten Minutes" (Abrams, DeJohnette, Larry Gray, Mitchell, Threadgill) – 6:09

これは凄い！マイルス・デヴィスのバンドやキース・ジャレットやチック・コリアといったメインストリームを歩んできたジャック・ディジョネットがかつてのシカゴの仲間たちAACMのメンバーとのシカゴでのライブ。みんなお爺ちゃんたちなんだが熱いライブに心震えるアルバム。

このアルバムの前に"Special Edition"でシカゴ派の人たちと共演しているのだがこちらは比較的にメジャーな人たちだった。これも素晴らしいアルバムだけど、"Made In Chicago"の方はなかなか聴くことができないピアノのMuhal Richard Abrams が入っている（それも80歳だったとは）のが貴重なライブだ。

関連アルバム

Special Edition

それぞれのオリジナル曲をメンバーで演奏しているのも心温まるライブだと想像できます。

Made in Chicago

（ジャズ再入門vol.66）